プレッシャー 大 | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 昨日から続きます

 

 大学生の感想で多かったのが

 閉鎖循環でのウニ蓄養

 について

 

 閉鎖循環って同じ水がグルグル回っているってことですから

 海の近くじゃなくてもいいんです

 家の倉庫でも、なんなら盛岡でも

 養殖ができます

 陸の上なので力もいらないし、操船もしなくていい

 高齢者でも、力のない女性でもウニ養殖ができるってことです

 

 おまけに身入りの時期をコントロールできるし

 海の条件に左右されることなく出荷できるから

 高価格が望めるし

 

 なんて説明したもんですから

 

 漁業の様々な問題を解決できる計画

 成功を期待してます

 とか

 

 自分でハードルを上げてしもうたハハッ

 

 こりゃ絶対に失敗できませんわ

 

 

 2月の終わりぐらいには

 新聞に

 むちゃくちゃ身の肥えたウニの写真が載ると思いますんで

 その写真が載ったら私の試みが成功したと思って下さい

 

 なんて学生さん達にも言っちゃったし

 

 ま、私の仕事は

 陸上水槽で、閉鎖循環でウニを肥えさせられるってことを証明することかと

 2月、遅くとも3月にはしっかりと身入りしたウニをメデイアに公表して

 できるんです!って

 

 できることが証明されれば

 あとは効率を上げて

 実用化に向けて動くだけ

 

 ローコストで動かすために

 より効率の良い断熱の方法とか

 より消費電力の少ないろ過の方法とか

 一番効率が良いエサの量を推察したりとか

 (そういう難しいことは私のような者には考えも及ばないので)

 大学に協力してもらうと採算性を上げられる項目がたくさんあります

 

 閉鎖循環システムは科学的な知識が必須となります

 生物が排出したアンモニアと二酸化炭素をいかに効率よく処理するか

 また、その過程で変動するPHをいかに適正値に収めるか

 光周期が生物の成熟にどのような影響を及ぼすか

 ってようなことは農業とか畜産の得意分野でしょう

 色んな学部の学生さんが協力して取り組めば、ものすごい成果を導き出せるのではないでしょうか

 

 研究の実証で、盛岡のキャンパスで大学生がウニを生産したら面白いですね

 できたウニを盛岡駅で販売したりして

 盛岡産ウニ

 とか

 みんな「エッ??」ってなる(笑)

 

 近大マグロならぬ

 〇大ウニ

 ってのはどうでしょう(笑)

 漁協と学生が協力して漁業者の所得を増やすことができたら

 いいなあ~

 

 面白きこともなき世を面白く

 してやろうじゃありませんかあ~

 

 あー、また、ハードルが・・・・

 ハハッ

 


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