宮古市の事業で実施してる磯焼け対策
その事業の一環で、効果を検証するために水中ドローンを貸していただいております
定期的に写真を撮って、状況確認するんです
2月に順調にコンブが繁茂しているのをダイバーが確認してるのですが、その後に大きなシケが来たので、コンブが残っているか水中ドローンで確認しに行って来ました
水中ドローンデビュー戦
ドローンの先端部にはカメラが付いていて、動画も静止画も撮れるそうな
操縦は若い職員に任せて、私はコードの処理係
空中のドローンと違ってコードが付いているので、それを処理する係がいないと、コードが絡まったり、コードに引っ張られてドローンが自由に動けなくなったり、最悪の場合、コードが船外機のプロペラに絡まって切れでもしたら回収不能
「おーし、準備はいいぞー行け」
「ドローンが潜りません!」
「じゃ、とりあえずそのまま前進」
「進みません!」
「えー!」
船に引きずられるドローン(ToT)
何じゃそりゃ・・・
潜らないドローンはただプラスチックの塊
練習もせずぶっつけ本番だったためでしょう
やはりトレーニングは不可欠ですわ
しょうがないので、予備に持って行った防水コンデジを水中に突っ込んで撮影
黒いのはなんかの海藻ですね
けっこうな深さがあって、周りの岩は真っ白けですから、このブロックは成果?
透明度も良くないんで、やっぱり上からだとよくわかりません
磯焼け対策を実施している場所の目印にしたボンデン
何にもしてないのに、ボンデンをのロープには大量のワカメが繁茂してました
これが一番の磯焼け対策だったりして・・・・・
種を巻き込んだワカメ養殖ロープには何にも無い場所がたくさんあるっていうのにねえ
なぜ?
磯焼けの原因を
「海に栄養がないからだ」とか
「鉄分がないからだ」とか
「種(遊走子)がないからだ」とか
おっしゃる方がいらっしゃいますが、何もしないで浮かせていただけのロープにこれだけの海藻が繁茂するって事は、栄養分も種(遊走子)も十分にあるってことじゃないですかねえ?