どんだけ | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 帰港する親子船

 もうワカメが船からはみ出しちゃってるし

 船首と船尾にある丸っこいのはメカブが入った袋

 どんだけ積んでんっすか?

 

 こちらは別の方の船

 もう型で押したみたいにキッチリ揃えて積み込んでます

 スゲー

 どんな積み方をすればこうなるんでしょ?

 

 よほど丁寧に間引きしたんですね、一本一本の大きさまできれいに揃った見事なワカメです

 

 

 今年のワカメ収穫もいよいよ佳境に入って参りました

 収穫前は大幅な減産が心配されてましたが、この調子で行くと昨年の2割減ぐらいの減産で止まってくれそうです

 

 でも、岩手・宮城とも減産見込みで価格の方は上昇してまして

 

 周囲の価格上昇を受けて当方も買い取り価格を2割ほど上げるので

 収量で2割減、価格が2割上昇

 ってことは水揚げ金額は去年と同じぐらい?

 

 価格が上がるのは漁業者にとってはいいんですけど

 

 加工・販売する方にとっては頭が痛い

 

 悲喜こもごもの春です

 

 


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