震災後、2年が過ぎましたが仮設住宅は解消されておらず、あれほどあった復興イベントも全国の方々からの応援もすっかり無くなって、沈滞ムードが漂っているように感じます
震災前と何ら変わらない日常の中にいる人達がいくら声高に「復興」を叫んだとしても、なんだか空々しく聞こえるのは私だけでしょうか?
沈滞ムードの中でも、口開けになると町中に活気がみなぎりますねソウルが覚醒されるのか、町中の空気感まで違うように感じます
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特に、普段はあまり動かないような高齢者の方々は四肢にパワーがみなぎって生き生きとして働いてますね。やはり、漁師は海の上にいないとダメみたいです
都会なら部屋の隅にぽつねんとしている70代80代、はては90代の方まで現役バリバリで採ってますからな。特に天然ワカメは鎌一つで収穫する訳ですからパワーよりも技術が大事で、高齢の漁業者がしばしば若い漁業者を凌駕します
「まだまだ若い者には負けない」と誇らしげに帰港する高齢者を見ると、居住環境などの条件さえ整えば、まだまだ行けそうな気がしてきます
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田老出身の方なら口開けの時の活気は解りますよね。町全体が得体の知れないエネルギーに包まれるというか
さばね屋のパンが売り切れ、リヤカーに竹を積んだオヤジが行き交い、遠くから2サイクルエンジンの音がこだまする・・・・
来月からはカゼ(ウニ)漁です。ワカメの何倍ものエネルギーが町中に迸ります