DVDマガジン6/16 ③ | sakaeの百恵さんブログ

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32年ぶり復活 百恵さんの話がしたい!

 今日はDVDマガジン第36巻の発売日ですね。予約配達の人はたぶん届いているでしょう。九州の方はちょっと待ってね(^O^)
 昨日に続きDVDマガジン6月16日号の内容紹介です。金谷さんのリレー・インタビュー3回目、最終回ですが、さすが明星の元編集長ですね内容盛りだくさんです。
 百恵ちゃんは取材のたびに頭が下がりました。年下なのにこっちより二枚も三枚も上手なんです。すべての表現がプロ。
 うまい役者さんは過剰な演技をしませんが、百恵ちゃんもそういう「うまさ」があり、「置かれたようにある」感じで、吉永さん、内藤さんよりも百恵ちゃんの踊り子がいちばんしっくりきた。
 歌は本人がディレクションするようになりずっとよくなっていった。「さださんの歌が好きなんです。今度、作ってほしいな」と言ったら「秋桜」ができ、谷村さんの「いい日旅立ち」も、宇崎さんのときもそんな感じだった。彼女は自分のやりたい方向をきちんと言えるんですね。
 写真は篠山さんが圧倒的に多いのですが、いろんな写真家が撮りたがっていた。沢渡朔さんも撮りたがっていてチャンスがなかったのですが、篠山さんと仲が良く事務所も隣だったので、僕が間に入って15分か20分篠山さんの時間を譲ったんです。
 雑誌に発表する予定がないので、沢渡さんの事務所にしばらく飾ってありました。柔らかなモノクロでとても気に入っておられたようです。
 明星の別冊で「もうひとつ 百恵」も僕が作ったんですが、企画段階で「どこか行きたいところある?」と聞いたら、「安達太良山が見たい」と答えたんです。どうして?と聞くと「だって高村光太郎が好きだから」。「智恵子抄」を愛読していたみたいで、結構、不思議な一面もありました。
 不思議というか文学的な話では、篠山さんがハワイで待ち時間に、百恵ちゃんが海を見てたので、「何を考えてるの」と聞いたら「いえ、考えてるわけじゃなくて、波の数を数えていました」と言ったそうで、篠山さんもびっくり。「しびれるぜ、詩人だよ!」と騒いでいました。
 水着での撮影の場合、水着は別に返してもらわなくていいんだけど、ちゃんと洗濯して返す子で、平常心がちゃんとあり、うわずったところがない。
 「明星」では友和君と何度も出てくれましたが、結婚するとは予想していなかった。引退すると知った時は「もったいない」という思いしかなかった。結婚するとなると、あの子の性格からして芸能界をやめるだろうなとは思っていました。でも、ほんとに残念。もっと出ていてほしかったですね。と話しています。
 次回から「草笛光子」さんが登場です。きっと3回でしょうね(^O^)
 曲はさださんの曲から77年10月「秋桜」をどうぞ。何の時の映像かわかりません。会場はかなり霧が濃いようです(^O^)