あたりまえだけどなかなかできない説明のルール
鶴野充茂
2017/06/17読了
①何の話か
②なぜ今か
③どうしてほしいとのか
この3つのポイントをはっきりさせる(P10)
・説明する前にシナリオを用意する、
何を伝えたいのか、自分が初めてそれを聞いて理解できるのか、相手も自分と同じイメージを共有できるのか、誤解が生まれにくい表現をつかっているのかどうか
・シナリオがはっきりしていると意思疎通が楽になる(P12)
・聞かれる以上の情報を用意しておく。
「お釣りを用意する」ように余裕を持っておく。
足りてもギリギリだとドキドキするので、「答え」は多めに。(P20)
・つまり一言で言うと?に答えられるようにする。
「伝えたいメッセージ」は短いほうが伝わりやすくなる(P36)
・事実だけではなく、意味と解釈も伝える。
事実の意味するところと、それに対する自分の意見(P52)
・伝えた後、相手の反応を聞くまでが説明(P56)
・嘘はバレる、信用もなくなるけど、一番の損害は自分へのプライドを傷つけること。(P64)
・今までと何が違うのかアピールする。「ここまで」と「ここから」のつなぎ言葉を活用する。(P78)
・次のアポまでの宿題を自分から提案する(P90)
・相手がわかっていると思われることでも確認をする。
予算、締め日など。
・ていうか、というかはNGワード。
前後の分の関連性を無視して、まるで関係のない話になってしまう。どうしても使うときは、「そういえば」(P106)
・一度に大量のメッセージを伝えない。
話の区切りを意識的につくって、一呼吸いれる。
相手の反応を得るきっかけにもなるし、自分が話してきた流れの振り返りもできる。
話し手は考えに考えた結論を出し、それを伝えるが、聞き手は予備知識がなく、頭は真っ白。
一気に話されても、ついていけない(P108)
・相手と共通のキーワードを使って語る。
同じイメージができる言葉をえらぶ(P132)
・理由を繰り返し4、5回聞かれることがある。
新しい事実か解釈で応酬する。
そのためには普段から深く考えるクセをつける。(P134)
・相談する時、お願いする時
「○○さんの個人的なアドバイスが欲しい」と、その人の体験や治験をおしえてほしいとお願いする。
その人にしか聞けないことを聞く。(P180)
・この人のためなら、と思ってもらえるように、頻繁に接触を持つ。
ザイアンスの単純接触効果=人は接点が増えると親近感が増していく。
何度も同じ顔をみているうちに、その回数に比例してその人に対する好感度がUPする。(P208)
・初めての相手には自分が何者なのかしっかり伝える。
自分は何をしていて、相手にどんなことができるか、相手との関係で将来どんなことがしたいのか、付き合う価値のある人間であることを感じさせる話し方ができるようにする。(P210)