コロナコロナ | 子宮摘出したSLE患者  Ms.Meの日常

子宮摘出したSLE患者  Ms.Meの日常

 
なんとか暮らせてはいるけど、
病気を持っているからこそ気づくこと、多分、病気を持っていない人も気づくであろうこと等々…
ネコの話も交えつつ書いていきたいと思います

私がパート事務として働いている職場では、

「緊急事態宣言後、休業となります」

と、事前に社内通達がありまして。

 

正直、かなりホッとしました。

この職場で良かったと。

 

そしていよいよ宣言が出るぞ!という日。

 

私はシフト休だった為、その前日は、

「元気でね」

「また会える日まで、コロナなんかにかからないように頑張ろうね」

などと、スタッフ同士、大袈裟に励まし合って帰宅したのですが…。

 

宣言が出された日、

時間的にはまだ宣言されていない内に、

「休業とお知らせしていましたが通常業務続行となりました」

という、冷酷な社内メールが届きました。

 

さすがに動揺。

 

この手のひら返し、一体『上』では何があったのか?

結局人命軽視か?

などと、一人ザワザワが止まらず。

このザワザワは、その日、出勤していたスタッフも同じで、ランチの時間になると、怒りと動揺のラインが引っ切りなしに届き、盛り上がってしまいました。

 

人の命を救うとか、ライフラインに関わっている業種ではありません。

知らされた理由は「顧客である法人が動いているから」ということですが、私達のような末端の者には本当の理由を知る術はなく、通常業務続行という結果だけを ポン と突き付けられた感じです。

更に後で知ったのですが、本社の正社員はテレワークに切り替えている者も多いようですが、本社勤務ではない者は、正社員含め通常業務続行という差別的な状況となっているようです。

 

そして今も、「出勤人数を3割に」という政府の要望が達成されない環境で働き続けています。

 

ただ、私達スタッフも黙っている訳ではなく、人命軽視ともいえる職場環境を直属の上司やその上の上司に訴え続けています。

そして合意の上で、自主的にシフトを減らしたり、長期に休むという決断をした者も出ました。

でもこれは、結果私達の首を絞めるだけで、残されたメンバーでのキツくなってしまったシフトの調整や、休むだけ給料減という、会社にとっては何ら痛手を受けない虚しい反発となっています。

 

「出勤人数を3割に」ということについては、人数は減らせないがフロアを分けて人数を分散させることになりました。

社内的にはこれで良いのかもしれません。

でも、出勤途中の人数を減らすことにはなっておらず、社会的には全くダメです。

 

私は難病持ちだし、いい年齢だし、ここを辞めたら他は難しい。

この気持ちだけで通勤し続けています。

日に日に空いていく通勤電車内で、超負け組感を味わっています。

免疫抑制剤、飲んでいるんだけどな…私。

 

 

平日に、スプレーボトルを買いにダイソーに行きました。

案の定、売り切れだったのですが、

激混みの店内に唖然。

 

家族連れ、友達同士、バカップル…。

 

休日のように賑わう店内に、自粛ってこんなものなの?

と、落胆。

このままだと

終息なんて絶対しない。

そう確信し、何も買わず早々に帰りました。

 

 

待ち望んだ緊急事態宣言。

でもそのペラい効力に落胆。

 

日本は法律上の理由から都市封鎖を出来ないようですが、私は状況によってはやるべきだと思います。

「法律でダメなのか、じゃあ仕方ない」と思うのは安易過ぎると思います。

戦時下の考え方とコロナをくくっている方がどうかしていると思ってしまうのは私だけなのでしょうか?

ダイソーの混雑具合を見たら分かります。

私の職場を見たら分かります。

自主性に任せるには無理があるんです。

 

数千人の犠牲があっても仕方ない緊急事態宣言なのか、

1人の命も犠牲にしない気概を感じる都市封鎖なのか。

 

日本は法律に殺されてしまう気がしました。

 

偏った意見なのかもしれません。

気分を害した方がいらっしゃいましたらごめんなさい。