熱くなると辛いものが食べたくなりますね。
2021年の食べログの調査では激辛を食べたくなる理由の第1位は刺激が欲しいからです。
毒素が溜まっているとそれを排除しようとして刺激的なものが食べたくなります。
カレーにはヨーロピアン・カレーとアジアンカレーがあります。
ヨーロピアンカレーは玉ねぎを炒め、小麦粉を炒めてカレー粉を入れ、それをスープで煮た具材に入れてさらに煮ます。
日本ではヨーロピアン・カレーが主流です。
そして玉ねぎや小麦粉などを炒める工程を省いて簡単に作れるように工夫したカレールーの出現でさらにポピュラーな料理となりました。
市販のカレールーは便利で美味しいのですが、裏のラベルを見ると小麦粉、ラード、パーム油、砂糖などのほかにも、味を良くするため、保存のため、粘着力を増すための添加物が入れてあるものが大半です。
これらの食品には体の中で炎症をおこす作用があるものが多いので注意が必要です。
カレールーを買うときには裏のラベルを見て見慣れない文字が書いてあったら避けたほうがよさそうです。
カレー粉で自分で作る場合には油も選べますし、保存料は入れてありません。
市販のカレー粉には
ターメリック 肝臓機能を向上させる
コリアンダー 抗酸化成分を含む
クミン 消化促進、解毒作用
フェネグリーク 鉄分が豊富で血圧やコレステロールを低下する
胡椒 腸の蠕動運動を刺激、消化を助ける
赤唐辛子 体を温める、血の廻りをよくする
陳皮 胃腸の働きを整える
などの作用があります。
ポトフのようなスープにカレー粉を入れたスープカレーも良いですねl
けれども今日、私がお勧めするのは様々なスパイスを調合したアジアンカレーです。
ターメリック、クミン、コリアンダー、唐辛子のほかに、
シナモン 血流改善、強い抗酸化作用、体の冷えを取り除く
ショウガ 血流を良くする、殺菌作用、消化を助ける
カルダモン 脳の血流を上げる
カイエンペッパー 体を温める
を我が家では入れて作ります。
作り方は
① ニンニクを少し炒めた中に骨付き鶏手羽を入れて少し炒め水と野菜を加える。
② 灰汁を取って捨てたらスパイスとココナッツミルク、塩を入れてさらに煮る
オプションとして
③ 野菜を煮てフードプロセッサーに掛けてペースト状にしたのを加える。
今日のカレーはフードプロセッサーに掛けたほうれん草入りカレー。
とっても美味しくいただきました。
野菜を煮てフードプロセッサーでペースト状にしたものを入れると適度に甘味ととろみがついて、しかも沢山野菜を食べられますl
野菜はほうれん草以外にも、人参、カボチャ、キャベツ、ビーツなどがお勧めです。
チキンからはプロテインを多く含むボーンブロスが摂れ、これも肝臓機能を高めます。
また、ココナッツミルクやほうれん草はミネラルを多く含む食材です。
各種スパイスの効能と相まって、デトックス作用があるアジアンカレーを是非お作りになってみてくださいね。
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私のストーリー
幼少時代~学生時代
私は1947年生まれです。
戦後2年目の夏です。
幼少時からとっても細くてひ弱でした。
よく蕁麻疹になっていましたし、学校の入学試験の日に風邪を引いて両親が希望する学校に行かれない。など親を困らせていました。
そんなでしたので小学校に入ってもお給食が食べられないでいました。
中学に入って2キロほど離れた学校に自転車で通うようになってからはだいぶ丈夫になりましたが体育の授業はたいていさぼっていました。バレーボールやバスケットなどのボールゲームが大嫌いだったからです。テニスは少ししましたが、全くセンスがないのは明らかでした。
勉強も好きなことしかしなくて、成績のことなどはあまり気になりませんでした。
とても神経質で内向的でかなりわがままな困った子供時代でした。
学校から帰ると音楽を聴いたり本を読んだりしていました。
高校を卒業すると美術史に興味を持つようになり、イタリアに憧れるようになりました。
それで、イギリスかアメリカに留学させたいと思っていた親は猛反対しましたが、結局許してイタリア留学が叶いました。
憧れのイタリアでの生活は想像以上の変化をもたらしてくれました。
第1に変わったのが、神経質で内向的でははいけない、という点です。社交性を身につけなければ誰も相手にしてくれないし、それでは面白くない、ということに気づいた点です。
第2に変わったのは勉強を好きになったことです。新しいことを学ぶのはとっても楽しいし刺激的だということ。それから、多少、いやでも面倒でも学んだことは何かの役に立つ、と分かったことです。
世界各地のお友達が沢山できて楽しかったです。