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共明塾 × キッズアース播磨町校

1970年から兵庫県加古郡・加古川地域て信頼と実績を積み重ねてきた共明塾。
2007年からは東大卒講師を迎え、2017年からはキッズアースと提携し、小学生向けの科学実験教室を始めました。
共明塾はこれからも学ぶ楽しさを発信していきます。

中学受験、高校受験、大学受験、あるいは資格試験、検定試験、どんな試験でも同じですが、過去問をやる意味は2つあります。

 

一つは、どんなレベルで、どんな形式の問題が出るのかという試験の傾向を知るため

もう一つは、時間配分を自分のものにするため、です。

 

どちらも、本番の試験に際し、自分の実力を最大限に発揮出来るようにするための準備です


 

過去問と同じ問題は確かに出ません

 

しかし、学校・試験によって、問題の傾向も、出し方も違います。

 

過去問を解くことで要求されるレベルが分かりますし、出題形式を知ることも出来ます。
文章の長さ、選択問題なのか、文章で答える方式なのか、英語なら単語注釈は多いのか、本文のレベル、等々。

 

いわゆる「赤本」があるなら、その最初にある、「分析」「傾向」をしっかり読んでから、過去問に臨んでください。

 

いわゆる難関校合格の実力があっても、形式が違うと意外と苦戦することもあります。

少し傾向と対策をつかんでおくだけで、試験に対する構えが変わってきます。

 

敵を知り己を知る」第一歩として、あるいは最後の詰めとして、過去問にチャレンジしてみてください。

 


そして、もう一つ大事なのが、時間配分です。

 

分かりやすい例を上げましょう。

 

大学受験の話ではありますが、防衛医科大の択一式の試験は、国語・数学・英語がまとめて配布され、90分で解かされます。

 

つまり、この試験、自分で時間管理をすることが要求されているわけです。

この時間管理の感覚は、過去問を解いて、自分の得手不得手を確認しないと、得ることが出来ません。

 

そして、この時間管理の感覚は、どんなテストにおいても重要です。

 

センター試験を模試でも受けたことのある人は、初見ではあまり点が取れなかった覚えがあるのではないでしょうか。 

例えば、センター試験の英語の問題は、最初の文法問題を1問30秒程度で解いていかないと、後の問題に余裕をもって臨むことが難しくなります。 

しかし、初見で、このスピード感で解いていくのは難しい。 

解けそう、思い出せそうとなると、時間を取ってしまいますからね。

 

受験する学校の試験の傾向、というのは、この時間感覚も含みます。

 

中学受験であれ、高校受験であれ、大学受験であれ、

各学校・教科ごとに、自分にとって最適の時間の使い方、追い込み方があります。

 

過去問を解くことで、この時間感覚を身に着けたいですね。

 


 

高校入試、大学入試、いよいよ本番が近づいてきました。

自分の実力を存分に発揮して、自分にとっての最適解を導いて頂ければと思います。

勉強したことは、この経験は、決して無駄になることはありません。

 

受験生の皆さんに、輝かしい未来が待っていることを信じています!

 

 

2019年、NHKの番組で見た人も多いかと思います。

3万年前の航海 徹底再現プロジェクト

 

 

海部先生の本を、文庫版で買って読みました。

 

 

「研究」というものが、どれほど冒険的で、面白いものなのか。

 

本の中では、まるでミステリのような緻密な「推理」が展開され、

その「検証」として、このプロジェクトが描かれます。

 


 

かつて、ノルウェー人のヘイエルダールは、南アメリカからポリネシア諸島に向けて、コンティキ号による航海実験を行いましたが、それに匹敵する大事業だと思います。

 

 

コンティキ・ミュージアム@ノルウェー にて撮影)

 


本の中でも書かれていますが、机上で理論を構築するのと、実際に物事を行うのは違います。

実際にやってみることで、見つかる困難もあれば、簡単に解決できることもあります。

 

このプロジェクトが無事に成功したことは、本当に素晴らしいことだと思います。


そして、この結果を踏まえた新刊が出るそうです。

 

 

まだ出ていないので、「NO Image」ですけど(笑)

是非買って読みたいと思います。

 


さて、キッズアースの実験教室で行っていることは、自分の手で実験をすることで、

教科書を読むだけでは得られない「何か」を感じてもらうことです。

 

失敗があるかもしれません。

友達と違う実験結果が出るかもしれません。

 

それも含めて「実験教室」なのです。

未来の「科学者」の卵への一助となれることを願っています。

 

 

 

 

 

2020年は、「歯車」「写真」「音」について深く調べてみたいと思っています。

そんな矢先、加古川の本屋さんで、この作家さんの本が特集されていました。

 

 

加古川ご出身のアーティストさんだそうで、世界観がとても美しい。

 

しかも、単なる歯車工作ではなく、「ポップアップカード」になっている、

つまり、折り畳むことが出来るのです。

 

前作も「ポップアップカード」の本なのですが、

これも単なるポップアップではないのです。

 

 

球体のポップアップカード!

両方とも、型紙も入って、この値段は、正直安いと思います。

 

これを作りながら、いろいろ応用を楽しめたらなと思います。

 

いやぁ、今年は作るべきものが多いですね。

楽しく、分かりやすく、「学ぶ楽しさ」を伝えていければと思います。

 

 

 

 

2020年の灘中学校の入試問題、二日目にもチャレンジしました。

(一日目については 「【算数と数学】万年カレンダー」をどうぞ)

 

解法が思いついても、その先にもう一段階あるような問題が多く、

受験生にとっては厳しかっただろうな、と思いました。

 


例えば1問目の(1)。

600mの円形の散歩コースをA君は50m/分、B君は100m/分で同じ方向に進みます。

コースに沿って、スタート地点とA君の距離(A)

スタート地点とB君の距離B、A君とB君の距離(C)を測り、

その中で一番短いものを「最短距離」(D)と呼びます。」(2020年灘中学入試問題より)

 

 

時間と「最短距離」(D)のグラフを描くのですが、

解法としては、(A)(B)(C)の3つのグラフを重ねて描いて、

その一番低いところを結んでいけば良いだけです。

 

(A)(B)のグラフは簡単に描けるのですが、問題は(C)

既に(A)(B)のグラフが描けているだけに、

(A)(B)の差をとれば良いように感じてしまいます。

この考えで描いたのがこのグラフです。

しかし、これは間違い。

このコースは円形なので、300mの差がついた段階からは、反対側の長さを考えないといけません。

 

単純なことなので、愚直に解けば問題ないはずなのですが、

グラフの方に意識を取られると、足元をすくわれてしまいます。

 


また、第2問の(1)。

A,B,C,D,Eの5桁の数があり、EはA+B+C+Dの下一桁です。

このうちの一つを書き換えた数字は28973でした。

元の数字として考えられる5桁の数をすべて書きなさい。

 

この問題、最後の一桁は、それまでの4桁の数の合計「26」の下一桁「6」になるはず。

つまり「28976」がまず考えられます。

 

次に、「3」は変えていないのだとすると、「〇8973」「2〇973」「28〇73」「289〇3」。

上4桁の合計は「26」でしたから、これが「23」になるようにすれば良い、

のですが、これで解いたつもりになると、罠にはまる仕掛けです(笑)

 

(2)は、ここまで出来ていれば答えられるので、むしろサービス問題ですが、

(1)の「すべて」は怖い問題だなぁ、と思います。

 

つまり、合計「33」になるケースも考えなければならないのです。

 


どちらも、解法が思いついて、計算して、よし解けた!となった後に、抜け・落ちがないか確認が必要ですし、解法を思いついた段階で、別のケースも想定する必要のある問題です。

 

単に計算が出来る、解法が思いつく、のレベルではなく、

抜けのない解法を考えられることが要求されているわけで、

さすがの問題ですね。

 

前回も書きましたが、今、あるいは今回、この問題が解けなかったとしても、この問題にチャレンジする、チャレンジできるステージにいるということが素晴らしいのです。

 

受験した全ての小学生の皆さんに、輝かしい未来が待っていることを信じています!

 

 

 

 

理科実験教室ハイクラスで行った「不思議な大地」。

小麦粉とココアパウダーで「地層」を作りました。

 

この実験、専用の小型水槽を使ってますし、道具もきれいなものを使っています。

実験終了後、これをボウルにあけて、砂糖と卵を加えて混ぜ、型に入れて焼けば…

 

何やら、美味しそうな香りが漂ってきました。

 

さて、「【ゲームと勉強】マインクラフトで学ぶ「岩石」の種類」のお話の中で、

「火成岩」「堆積岩」「変成岩」についてお話しました。

 

「変成岩」というのは、既にある岩石が、大地の作用によって変化した物。

ということは、このケーキは「変成岩ケーキ」ということが出来ますね(笑)

 

では、みんなで頂きましょう♪

 

 

理科実験教室について詳しくはこちら↓

 

小学生のための理科実験教室!

中高生のための難関校対応塾!

 

 

 

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