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共明塾 × キッズアース播磨町校

1970年から兵庫県加古郡・加古川地域て信頼と実績を積み重ねてきた共明塾。
2007年からは東大卒講師を迎え、2017年からはキッズアースと提携し、小学生向けの科学実験教室を始めました。
共明塾はこれからも学ぶ楽しさを発信していきます。

キッズアース播磨町校から車で5分ほど行ったところにある加古川東郵便局さんの裏手に「三ツ池」という池が広がっています。

少し盛りを過ぎましたが、ハスの花が咲いているので、見に行ってきました。

 

トンボも飛んでいましたよ。

 

さて、ハスの花の真ん中には、何か穴の開いた部分があります。

 

花びらが散ると、茎が曲がり、この部分だけが残ります。

 

だんだんとこの穴が大きくなり、中で実が育ちます。

 

ハスは漢字で「蓮」と書きます。

この根っこが「蓮根」つまり「レンコン」です。

この池にも「レンコンを勝手に取るな」という看板が立てられていました。

 

また、このハスの実も、食べることが出来ます。

中華食材などで売られているようですね。

 

調べてみると、生でも食べられるし、甘納豆にして食べられることもあるそうです。

こちらは「銀座鈴屋」さんの福味甘納豆 蓮の実

 

美味しそうですね。

 

さて、先程の写真、午前中に撮ったのですが、夕方に行くと様子が違っていました。

 

そう、花が閉じてしまっていたのです。

花の中には、開花時間が決まっているものがあります。

 

小学校で育てる「アサガオ」もそうですね。

 

どんな花がこれに当てはまるのか、またこの理由は何か、

調べてみると面白い自由研究になりますよ!

 

 

 

小学館さんの「小学一年生」2020年9月号の付録は「手づくりぷるぷる石けん」でした。

 

 

コロナ禍の中、手洗いが推奨され、小学生もしっかり手洗いするようになっている今、この付録はタイムリーだなぁ、と思います。

 

作り方は簡単。

お湯を入れたマグカップ、紙コップ、割りばしを用意します。

 

マグカップに30℃~40℃のお湯を入れて、「A液」「B液」を3分間温め、

温めた「A液」「B液」を紙コップに入れて、混ぜます。

 

 

混ざったら型に流し込んで…

6時間待ちます。

 

すると、ぷるぷる石けんの出来上がり!

 

 

ちゃんと泡立ちますし、ぷるぷるしています(笑)

簡単に出来て楽しい!

手洗いもはかどります。

 


このぷるぷる石けん、セガさんから商品として販売されています。

 

 

 

「すみっコぐらし」のバージョンも。

 

 

 

 

 


さて、では、この「ソープルン」、何で出来ているのでしょうか?

また、石鹸としての効用は、失われていないのでしょうか?

 

「ぷるぷる石けん」などで検索すると、手作りする方法が出てきます。

使われている材料を見ると、納得のいくものが使われています。

(もちろん、全く同じである、ということはないと思いますが)

作ってみて比べるのも面白いですね。

 

 

NHKの子ども科学電話相談の鳥類担当、「どっもー♪ 川上です。」でもおなじみの川上和人先生。

この本は前から気になっていたのですが、今回文庫化されたということで、購入しました。

 

 

まぁ、題名からして面白い。

好きこそものの上手なれ」と言いますし、そもそも研究者という仕事自体、

好きを仕事に」している代表者的なイメージがあります。

 

にもかかわらず、この題名。

 

中身を読むと、この題名とは裏腹に、鳥への愛があふれてしかたがないことが伝わってきます。

そして、思いもよらない知的冒険の連続に、ハラハラドキドキさせられます。

 

鳥の研究のために、クライミングの練習とか、水泳の練習とか、

しかも、それが実際に役立つどころか、必須スキルになってるのがすごい(笑)

 

舞台となるのは、小笠原諸島にある、いまだ噴煙たなびく西之島。

聟島列島(むこじまれっとう)にある媒島(なこうどじま)。西島に東島。

硫黄島のさらに南に位置する絶海の孤島、南硫黄島。

ボルネオ島にアゾレス諸島。

 

軽妙な語り口で、話題は鳥類にとどまらず、生態系や外来生物、恐竜にまで及びます。

鳥類学者の「お仕事」を垣間見ることの出来る、知的エンターテインメントなエッセイです。

 


第一章で紹介され、終章、そして文庫追加分で言及され、劇的な幕切れ(?)を迎える

小笠原諸島の西之島については、2020.7/31付で下記の映像が上がっていました。

 

これでは、しばらく先生は西之島に行けそうもないですね。

 

別のニュースでは、中国地方などで見られる「霞(かすみ)」も、

1100㎞も離れているこの火山灰の影響ではないかと指摘されていました。

 

(地図はwikiより)

 


なお、キッズアースには、川上先生のこちらの本も置いてあります。

 

 

これも面白い本で、まさに「トリビア」と言うべき、様々な鳥に関する面白い知識が詰まっています。

鳥類学者の話なんかより、鳥のことを知りたい!という人には、こちらがおススメです(笑)

 


さて、キッズアースの実験教室では、教科書を読むだけでは得られない「何か」を感じてもらうことで、

生徒の皆さんの可能性を拡げたいと思っています。

 

鳥に関しては、スタンダードの授業で「手羽先の解剖」をやっています。

また、塾の駐車場に来訪するツバメの観察も忘れてはなりません。

 

経験・体験を通じて、未来の「科学者」の卵への一助となれることを願っています。

 

 

共明塾の駐車場にて、今年2度目の子育てが行われています。

 

さて、ツバメの子ども達は、どんなエサを食べさせてもらっているのでしょうか。

 

 

先日、NHKの番組では、下に落ちているフンを集めて水に溶かし、中を分析していました。

 

…いや、まぁ、出来ないことはないのですが。

シャーレも、虫眼鏡や顕微鏡もあることですし。

 

しかし、食べこぼしからも、何を食べているか、うかがい知ることが出来ます。

 

 

こうやって見ると、まだ小さめのバッタを捕まえているのが分かります。

前回の子育ての時、子どもが大きくなって与えていたのはトンボでした。

 

 

今回、落とした生き物の中に、見たらまだ生きているのがいたので、土に置いてみました。

それがこちら。

ケラですね。

 

ケラは、基本的に、土の中にいる生き物という認識ですが、

空中でエサを捕獲するイメージのあるツバメが、どこでどう見つけて捕まえたのか...。

 

たくさんエサを食べて、子ども達も大きくなってきました。

 

きっと2度目の巣立ちももうすぐです。