7月21日、「桜山公園まつり」の「科学の屋台村」レポート⑤は、
姫路市立糸引小学校さんの「冷た~いひんやりパックを作ろう!」です。
これも簡単な実験です。
チャック付きのビニル袋に、魔法の粉を入れます。
これに水を加えて、溶けるようによくもみます。
すると...ほら、ひんやり!
この「魔法の粉」の正体は「尿素肥料」。
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園芸用の肥料です。
この「尿素」は保湿剤などにも使われています。
尿素は水と混ざると、熱を吸収する効果を発揮します。
「瞬間冷却材」の材料には「尿素」がありますから、見てみてくださいね。
効果は10分程度。
持って帰って、庭の植物にまきました。
肥料なので、こんな使い方も可能なのです。
頂いたプリントには、「尿素結晶」を見る実験も書かれていましたよ。
身の回りにも、様々な科学の成果が利用されています。
実際に研究してこられた方がいるからこそ、追体験としての実験が安全に出来るわけですね。
暑い夏、こういうひんやりな実験、いかがでしょうか。