【桜山公園まつり2019】科学の屋台村⑤ ひんやりパックを作ろう! | 共明塾 × キッズアース播磨町校

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1970年から兵庫県加古郡・加古川地域て信頼と実績を積み重ねてきた共明塾。
2007年からは東大卒講師を迎え、2017年からはキッズアースと提携し、小学生向けの科学実験教室を始めました。
共明塾はこれからも学ぶ楽しさを発信していきます。

7月21日、「桜山公園まつり」の「科学の屋台村」レポート⑤は、

姫路市立糸引小学校さんの「冷た~いひんやりパックを作ろう!」です。

 

これも簡単な実験です。

 

チャック付きのビニル袋に、魔法の粉を入れます。

これに水を加えて、溶けるようによくもみます。

 

 

すると...ほら、ひんやり!

 


 

この「魔法の粉」の正体は「尿素肥料」。

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園芸用の肥料です。

 

この「尿素」は保湿剤などにも使われています。

 

 

尿素は水と混ざると、熱を吸収する効果を発揮します。

「瞬間冷却材」の材料には「尿素」がありますから、見てみてくださいね。

 

 


 

効果は10分程度。

 

持って帰って、庭の植物にまきました。

肥料なので、こんな使い方も可能なのです。

 

頂いたプリントには、「尿素結晶」を見る実験も書かれていましたよ。

 

身の回りにも、様々な科学の成果が利用されています。

実際に研究してこられた方がいるからこそ、追体験としての実験が安全に出来るわけですね。

 

暑い夏、こういうひんやりな実験、いかがでしょうか。