【食べられる実験】モンスター・マシュマロ見参! | 共明塾 × キッズアース播磨町校

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1970年から兵庫県加古郡・加古川地域て信頼と実績を積み重ねてきた共明塾。
2007年からは東大卒講師を迎え、2017年からはキッズアースと提携し、小学生向けの科学実験教室を始めました。
共明塾はこれからも学ぶ楽しさを発信していきます。

先日、お菓子売り場で、やたら大きなマシュマロを発見しました。

コープさんのと比べると、

こんな感じ。これ、並べて写真撮っただけで、加工も何もしていません。

 

せっかくなので、

この本に載っている「モンスター・マシュマロ」を作ってみることにしました。

 

やりかたは簡単。

 

【用意するもの】

・マシュマロ 2個 (1個は比較用)

・電子レンジ

・お皿 2枚

・クッキングシート  2枚(重要!)

 

【手順】

1.2枚お皿の上に、クッキングシートを敷く

2.その上にそれぞれマシュマロを乗せる

 

 

3.片方を電子レンジで加熱する

(今回は、600wで1分間にセット。小さければ30秒でも可)

 

 

【過程と結果】

 

 

 

 

最終的にはこうなります。

 

比較すると

ちょっと冷めてしまったのでしぼんでしまいましたが、大きくなったのが分かりますね。

これは、マシュマロに含まれている空気の力によるものです。

 

 

【味と食感について】

「マシュマロ」とは、全然別の食べ物になっています。

なにより、べちゃべちゃして食べにくいですし、正直あまり美味しくはないです。

うーん。まずくなってもないですけど。底のカリカリしたとことかは、まぁ、いけるかな?

 

 

【自由研究にするには】

マシュマロを電子レンジにかけて食べました」では、絵日記にすらならないので(笑)

記録や比較をしっかり取ることで、しっかりした「自由研究」になります。

 

例えば

・大きさや重さを測って、実験前と実験後を比較する。

 電子レンジから出した直後の大きさ、しばらく経ってからの大きさや重さも測りましょう。

 さらに、加熱時間やワット数を変えて比較してみても、面白い「自由研究」になります。

 

・色のついたマシュマロを使ってみる

 色がついたマシュマロだと、違う結果になるのでしょうか。

 あるいは、メーカーの違いで、膨れやすかったりするのでしょうか。

 膨れやすさが違う場合、もとのマシュマロの味の違いはどうでしょうか?

 

・ほかに同じような食品がないか、考えて実験してみる。

 これ、外国の本の翻訳なので「マシュマロ」を使った実験ですけど、実はマシュマロでなくてもできます。

 例えば、お正月に食べるあれとか...。

 また、パンにも空気が含まれていますが、パンを電子レンジで加熱するとどうなるでしょう。

 カマボコとかはどうでしょう。

 

 

【注意事項!】

・電子レンジを使う場合は、おうちの人と相談して、使ってよいか、ラップをかけなくて良いか、使ってよいお皿かどうか等、確認した上で使ってください。

 

・電子レンジを使っている途中でも、おかしくなったら、すぐに停止ボタンを押してください。

 

・電子レンジをかける時間によっては、とてもまずくなる場合があります。それも理解した上で実験してみてください。