【古典入門】お月様と暦 | 共明塾 × キッズアース播磨町校

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1970年から兵庫県加古郡・加古川地域て信頼と実績を積み重ねてきた共明塾。
2007年からは東大卒講師を迎え、2017年からはキッズアースと提携し、小学生向けの科学実験教室を始めました。
共明塾はこれからも学ぶ楽しさを発信していきます。

昔の暦は、月齢(月の満ち欠け)に基づいており、

 1日は必ず新月(真っ暗) 

3日は必ず三日月(「3日の月」ですから三日月です) 

15日は十五夜の満月(厳密には、多少の前後はありますが) 

16日は十六夜(いざよい) ...と決まっていました。 

 

 

「月」をめぐる古典としては、『竹取物語』を外すことは出来ません。

かぐや姫が月に帰っていくのは8月15日。満月の時です。

 

日本最古のSF小説とも言えるこの作品を、

日本SF界の巨星、星新一先生が現代語訳したものがあります。

 


 

原文の言葉遊びを踏まえた、端正でリズミカルな文章は、とても読みやすく、原文もついているため、古典入門としておススメです。

 

 

さて、この10連休では、5月5日が旧暦の4月1日、すなわち新月にあたります。

月の出も遅く、細くなっていますので、星空観測には最適ですね。

夜の暗いところに出かけられる方は、星空を見てみられてはいかがでしょうか。

 

5月6日の深夜には、みずがめ座η流星群が極大、とのことですが、ちょっと深夜すぎるし、翌日から学校ですからね…。

国立天文台さんの5月のほしぞら情報