【クリスマス】サイエンスショー(空気を抜いてみる) | 共明塾 × キッズアース播磨町校

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1970年から兵庫県加古郡・加古川地域て信頼と実績を積み重ねてきた共明塾。
2007年からは東大卒講師を迎え、2017年からはキッズアースと提携し、小学生向けの科学実験教室を始めました。
共明塾はこれからも学ぶ楽しさを発信していきます。

12/1に、サイエンスショー「みんなで体感しよう空気の力」を行いました。

 

「くうき」に重さはあるのかな?』に続いては、

「くうき」をぬくとどうなるの?』です。

 

まず、分かりやすい実験として、ペットボトルの空気を抜いてみます。

 

 

ペットボトルはぺちゃんこになってしまいました。

 

次に、ゴムカップを使って、モノを持ち上げてみます。

 

 

良くくっつくように、ダンボールにシートを貼っています。

これも、何人かに体験してもらいました。

 

それぞれ絵で説明すると、こうなります。

 

 

さて、持ち上げてもらった箱の中には、

プラスチックのコップとボウルが入っています。

 

 

コップのフチには、ドーナッツ状の透明シートが貼ってあり、

透明シートにツマミをつけたものとセットになっています。

 

ツマミのついたシートを上手く載せると、コップを持ち上げることが出来ます。

 

ボウルにはストローがついています。

内側から見ると、片方は外についているだけですが、

もう一方は、ストローが内側に入っていることが分かります。

 

 

この二つをピッタリと合わせて、ストローで空気を抜き、

ストローを折り曲げて空気を漏れないようにすると、

 

 

くっついて離れなくなります。

 

この実験は、キッズアースのカリキュラムの中にもあり、

「【実験教室(Standard)】空気の力 大気圧(たいきあつ)」

で紹介しましたが、

この場合は火を使うので、ステージ上で行うには少し不向きなのです。

 

この「大気圧の力」を有名にしたのが、ドイツで行われた「マクデブルクの半球」という実験です。

(写真はwikiより)

 

1654年、レーゲンスブルクにて、マクデブルク市長オットー・フォン・ゲーリケが行われました。

真空ポンプで空気を抜いた半球を合わせたところ、

なんと、16頭の馬で引張ってようやく外れた、という実験です。

 

こんな実験を考え付くなんてすごいですね。

ミュンヘンにある「ドイツ・ミュージアム」にも、この実験の展示がありました。

 

さて、最後は『「くうき」をいれるとどうなるの?』です。

 

 

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