6月14日は、旧暦の「皐月(さつき)」の1日目。つまり、5月1日です。
旧暦では、月の満ち欠けが基になっていて、1日は必ず「新月」になります。
(つまり1日には、月が出ていないわけです。)
古文の知識になりますが、この季節は「梅雨(つゆ)」にあたるため、
「五月雨(さみだれ)」 は 「梅雨(つゆ)」を指し、
「五月晴れ(さつきばれ)」 は 「梅雨(つゆ)の晴れ間」を意味します。
「五月雨(さみだれ)」 は 「梅雨(つゆ)」を指し、
「五月晴れ(さつきばれ)」 は 「梅雨(つゆ)の晴れ間」を意味します。
松尾芭蕉『おくのほそ道』にある
「五月雨の 降り残してや 光堂」
(さみだれの ふりのこしてや ひかりどう)
(さみだれの ふりのこしてや ひかりどう)
「五月雨を あつめて早し 最上川」
(さみだれを あつめてはやし もがみがわ)
(さみだれを あつめてはやし もがみがわ)
という俳句も、この意味で解釈しないと、イメージを共有できません。
『おくのほそ道』の解釈本はたくさんありますが、
私がお勧めするのはこちら。
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美麗な写真がたくさん使われていて、
本当に素晴らしい本です。
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