国語って、日本語です。
日本語だから分かるはず…なのに、解けない。
難しいですね。
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実は、「国語」の目的は、大きく分けると、二つあります。
「読解力」と「表現力」、つまり、どれだけ読めているか、どれだけ書けるか、です。
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で、この「表現力」というのは、一律のテストで計測することが難しい、というか、まず出来ません。
日頃の授業で、文章や小説、詩や俳句を作ったりすることがありますよね。
「表現力」を見る方法としては、学校レベルだと、これが精一杯だと思います。
本当に表現者(小説家とか詩人とか)を目指すなら、名文を書き写したり、見たままを文章にする訓練をしたり、文章修業の方法もありますが、「受験勉強」とは少し違ってきます。
本当は、「好きこそものの上手なれ」で、しっかりと文章修業すれば、国語力もおのずと付いてくるのですが…。
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「表現力」がテストで計測できないということは、テストで計測されるのは「読解力」だ、ということになります。
「読解力」には、次の要素があります。
・語彙力(単語・熟語・ことわざ・カタカナ語)
・指示語の指す意味
・作者の意図/登場人物の意図
次回から、それぞれどうやったら伸ばせるのか、順番に説明していきますね。

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