過去問をやる意味は、試験に臨む際に、自分の実力を最大限に発揮出来るようにするための準備にあります。
過去問と同じ問題は確かに出ません。
しかし、大学によって、問題の傾向も、出し方も全然違います。
過去問を解くことで要求されるレベルが分かりますし、その出題形式を知ることも出来ます。
長文の長さ、選択問題なのか、文章で答える方式なのか、単語注釈は多いのか、本文のレベル、等々。
いわゆる「赤本」があるなら、その最初にある、「分析」「傾向」をしっかり読んでから、過去問に臨んでください。
そして、時間配分を自分なりに考えて組立て、その時間内で解けるか、試してみて下さい。
いわゆる難関校合格の実力があっても、形式が違うと意外と苦戦することもあります。
少し傾向と対策をつかんでおくだけで、試験に対する構えが変わってきます。
「敵を知り己を知る」第一歩として、あるいは最後の詰めとして、過去問にチャレンジしてみてください。

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