婚活小説(大阪・京都・神戸;関西)『マリッジ・コンサルタント優子の婚カツ(コンカツ)物語』 -55ページ目

〔7〕 母親の怒り(第1回『花火』)

第1回『花火』


この小説は、大阪・京都・神戸;関西の婚活に創業18年、約5,000組の成婚実績のある結婚紹介所エムロード のサイト上で、連載しているブログ小説『マリッジ・コンサルタント優子の結婚(婚活)物語(大阪・京都・神戸;関西)』 のアメブロ版として、連載しています。


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■最初から読む      → 〔1〕キャビンアテンダント 羽田恵  

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■今回のお話はこちら  ↓ 〔7〕母親の怒り





恵と大木のお見合いは、6月の最終週の土曜に決まった。



その前日の夕方のことだ。



「さ、明日があるから私は今日は早めに帰らせてもらお」



独り言を言って立ち上がり、A4をたっぷり収納できるエピのバッグに手をかけると、まず内線が鳴った。



郁子がつないだようだ。



「2番にお電話が入ってます。羽田さんのお母様。カンカンです」



咳払いをして、再び腰掛け、優子は電話をとった。



「お電話代わりました。担当の山本です」


「山本さんっ。どういうことですの?バツイチで、しかも子持ちの人を、うちの娘に紹介するなんて」



「申し訳ございません。お母様のお気持ちは十分にわかります。

私も同じ立場だったら、お母様と同じように大反対でしょう。

でもこの方だけは、大木さんだけは、お会いになってから考えてほしいんです。

お嬢様はとても好みのむずかしい方です。この方なら、きっとときめいてくださると思います」



母親は少しひるんだが、思い返したようにまたまくしたてた。



「弁護士やドクターがいるって、言うてはったやないですか。

うちの娘はスチュワーデスやったんですよ。それにね、慶応出た弟が商社で中国にいてるんですけど、この間、外資系の銀行のお嬢さんと決まったんです。今回のお話はあまりにも差がありすぎます」



「お母様。弁護士やドクターを何人かご紹介しましたけど、お嬢さんは乗り気じゃなかったじゃないですか。


お嬢さんの求めてらっしゃるものは、職業じゃないんじゃないかと思うんです。


とにかく、ここで気分を変える意味でも一度あってみられたらいかがですか。それでお嫌でしたら、私が責任をもってお断りいたしますから」



恵の母親はしぶしぶ引き下がった。


※この小説は、大阪・京都・神戸;関西の婚活に創業18年、約5,000組の成婚実績のある結婚紹介所エムロード のサイト上で、連載しているブログ小説『マリッジ・コンサルタント優子の結婚(婚活)物語(大阪・京都・神戸;関西)』 のアメブロ版として、連載しています。





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2月のお話はこちら→『言葉にできない

【1】母親の気持ちで

【2】京都人の法則
【3】神戸のお嬢様でもいいですか
【4】おしゃべりと無口
【5】付き合いたいポイント
【6】プロポーズの言葉は彼から欲しい
【7】お祭りのある場所へ
【8】おばあちゃんの笑顔
【9】歓迎され過ぎた嫁
【10】ふたば会の出番
【11】夫でなければできないこと
【12】クロスの法則    



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