らじるらじるをあまり聴かなくなった。あまり聴く必要がなくなった。Apple Musicさまさま、である。
出たばっかの新譜をサブスクで聴けるのは嬉しい。正直、ディスクを買うところまではいかないから。
「月1,000円」は、夢ではないのかと思う。まじで。
先日出たばかりのサイトウ・キネン・オーケストラのライブ録音は、今までと変わらない音調で録られているので違和感がない。そうだ、今年は小澤征爾が亡くなったのだった。
ブラームスは、どちらも頭で聴く音楽になっていて、それはそれで良い感じ。頭の良くなったサイトウ・キネンというイメージである。(言い方は失礼だが)
演奏は知的で都会的。でも、録音はいままで通りの田舎臭さで、興味深い。(シャイー盤と差別化したのかも)
一方、1番と2番に挟まれて収録されていたリヒャルト・シュトラウスの交響詩《ドン・ファン》が、とても素晴らしかった。正直言うと、僕はこの曲で感動したのは初めてである。いつもなら退屈して意識を飛ばしながら聞いている、真ん中辺りのゆったりしたところが、めちゃめちゃ美しかった。ずうっと惹き込まれて最後まで聴けた。(ボクにもできた)
Apple Musicのすばらしさに、ちょっとUSB DACをグレードアップしたくなってきた。オーディオ屋さんは正月明けに始まる。ZEN DACなんていいじゃないか?
先日、でんき堂スクェアさんに伺った時に、無造作に何個も積んであったのを見つけたのである。
これは、いけない兆候だ。