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令和5年6月12日現在、僕の所有するコンパクトディスク(CD)は23枚。(2枚のCD-Rを含む)

 

23枚の内訳は、すべて自分が関係している演奏(吹奏楽とかバンドとか)の「プレス盤」と「CD-R」だ。大昔なら、僕らみたいなアマチュアは、カセットテープやMDで録音したものである。それが、近年はみんな簡単にプレスCDを作りたがるから、そのパッケージだけは、なかなか捨てられない(思い出だもんね)。

 

因みに、カセットテープ時代に録音しておいた大昔の演奏記録は、その大部分を惜しくも生家(自宅)で紛失した。要は親に捨てられたのだ! 実に悔やまれる。家を出た時に数本持ち出したカセットだけは、辛うじて所有しているのだけれど。

 

CDについては、昨年、おそらく500枚くらいはあった市販盤について、すべて売却を完了した。

 

 

しかし、その中身はすべて、SSDにFLAC形式で取り込んであるので心配は要らない。PCでの再生も容易だし、音質もCD-DAと遜色ない。

 

その代わり、レコード盤がまた増え始めている。困ったものだ。昨年のGWに200枚ぐらい処分したのにも関わらず。

 

レコードの音をPCに取り込むためのシステムは構築できているが、滅多にやらない。波形編集とか書き込みなどの操作が面倒だからだ。

 

それにレコードによるせっかくのアナログ音源をわざわざデジタルにして聴くのもちょっと…。

 

アナログはアナログで録って繰り返し聴きたいものだ。

 

そこでカセットデッキの出番となる。

 

【今回の試聴盤】

チャイニーズ・ウォール/フォリップ・ベイリー

(1984,CBS)

 

 

 

 

レベルメーターを合わせながら録音準備。

 

 

所有する使用済みカセットテープの中から、今回は富士フイルムのAXIA PS1をチョイス。結構新しめの商品だと思う。下手したら西暦2000年以降の商品か。

 

 

現行の「マクセル UR」などとは違って、剛性感のあるハーフに「音の良さそうな」黒っぽいテープの表面。

 

 

カセットデッキで「録音」「再生」すること自体が、僕の趣味なのかもしれない。

 

 

40年前なら、インレタ(インスタント・レタリング)シートで時間をかけながら、カセットレーベルを丁寧に作ったものだ。それが今では、Excelで作った雛形に、ネットから拾った曲名をコピペして、あっという間に完成してしまう。40年前の僕に見せてあげたいわ、まじで。

 

 

音は、ちゃんと昭和の音がする。