Technics ST-G60
昔、アルバイトして手に入れた松下電器のチューナーである。今週は「これ」が恋しくて仕方がなかった。今日は、そういうお話。
大きな3ウェイ・ブックシェルフ型スピーカーがやってきてから一週間。ウィークデーは、たいへん有意義な夜を過ごしていた。
おかげで、ヘッドホンにこだわらなくて済むので、どんどん手放す(スピーカーに満足いかないと、ヘッドホンに凝りだすものだ)。
ヘッドホンの最近のお気に入りは、ドイツ製の、beyerdynamic DT880 2005 Editionであったのだが、今般、躊躇なく手放すことができた。高級機は中古でも高く売れるので助かる。
小型スピーカーもどんどん売る。メルカリ「様様」である。部屋は広くなるし、心の迷いが消えて、清々しい気分だ。そして、それらの収入を無事、DS-700Zのカード決済代金に充てることができた。
ところが、新たな問題も浮上する。
FM放送をきれいな音で聴きたいという欲求が満たされないのだ。
もはやFMチューナーは持っていないし、持っていたとしても、いまの鉄筋マンション住まいでは受信に難がある。
じゃあ、「らじるらじる」か、っていうんで、PCで聴いてみたら、やっぱり音が良くなっていない…。2年前ぐらいにも試したのだが、どうやら、「らじるらじる」の圧縮放送は、僕の耳には受け付けないみたいだ。USB-DACを高級なものに換えているというのに…。
聞き逃し配信で、「ベストオブクラシック」のNHK交響楽団定期演奏会を聴いたが、拍手の音からして、もうシュルシュルいってしまっていて、非常に残念な気持ちになった。
演目が大好物のチャイコフスキーの交響曲第1番だったので、我慢して聴いていたが、演奏そのものに感動的な要素を見出せなかったため、結局、途中で止めてしまった。
(チャイコフスキーは、カラヤンのレコードで聴けば十分なのだ)
一方、ベルリン音楽祭で収録した音源も放送していたので、そっちも聴いてみた。すると、こちらの演奏の方は部分的に感動的なものも含まれていたので、ぜひ「ベストオブクラシック」をちゃんとした音で聴きたいという欲求が高まってしまった、というわけなのだ。
うちのマンションはJ:COMなのだが、FM放送を聴けると聞いたことがある。ただ、「生受信」に比べれば「落ちる」だろうな…。
もう少し調べてみよう。
(2023.1.23 追記)
J:COMに電話をして問い合わせた。普通に受信できるとのことである。すばらしいではないか。
次の問題解決に向けて動くかどうか、検討中!
①FMチューナーの入手
②同軸ケーブルの室内配線