DIATONE DS-700Z

 

再び私のもとにやってきたDS-700Z。今日は、仕事が休みだったので、ずっとこれで音楽を聴いていた。

 

 

「音の記憶」を云々するよりも、「好きな音」は「ずっと変わらないものなのだ」…ということがハッキリしたと思う。少なくとも私の場合においては。

 

さて、大きなスピーカーが入ったので、自室を「模様替え」である。CDはおおかた売り払ってしまったので、CDラックにしていた棚は、本棚に代わった。おかげで、本を格納していた段ボールをすべて撤廃できた。箱の中のものを出して、棚の余ったスペースに収納する。

 

整理していると、いろいろなモノが出てくる。

 

なんと、1993年の、件のDS-700Zの購入記録が出てきた。以前、ブログに書いた記憶とだいぶ違っている部分がある。昔の記憶なんて、実に不確かなものだ。

 

 

↑この記事に書いた、「自分の社員コードで売り上げた」というのは間違いだったようである。たしかに、考えてみれば、オーディオに詳しい大先輩のお店に行って買ったのに、自分のコードで売り上げられる訳がない…。まったくお恥ずかしい。

 

因みに、その大先輩というのは、上の記事でも書いた某オーディオ・ショップの店長様である。当時からオーディオ部門の専門家で、その後、オーディオ専門店を任せられていたが、ほどなくして独立して、いまは地下鉄の終点にあるお店にいらっしゃる。

 

 

懐かしいドット・プリンターで印刷された納品書。

 

 

なんと購入したのが、1993年の大みそか! まったく忘れていた事実である。メーカー希望価格が13万円だったが、ノジマでの店頭価格は、10万100円だったようだ。

 

 

5,200円を特別に値引きしてくださったみたいだが、おや、そんなもんだったかなあ…。この頃は、私の労働形態が「正社員」じゃなかったから、正規の社割が使えなかったのかもしれない。

 

この時の店舗、ノジマ相武台店というのは、いまは存在しない。場所的にどの辺りだったか、よく覚えていないのだが、調べたら、現在の「サイクルベースあさひ座間店」の場所だということが分かった。

 

昔、ノジマ相武台店があったところ

 

整理すると、私はDIAONE DS-700Zの新品を、1993年12月31日に、ノジマ相武台店で、9万7,740円で購入したのである。

 

じゃあ、いつまでこのスピーカーを使っていたのか…。

 

なんと、DS-700Zの売却時の記録も出てきたのである…。実に、悲しい悲しい記憶である…。

 

 

2001年10月5日にハード・オフに「譲渡」したのだった。

 

 

店舗は、埼玉県越谷市の越谷花田店。買取価格は、2本(ペア)で18,000円だった。

 

 

Google Mapで調べたが、まったく場所が思い出せない。当時、住んでいたのが越谷市のせんげん台だったから、クルマで売りに行くのに都合が良かったのだろう。

 

整理すると、私はDIATONE DS-700Zを、2001年10月5日に、ハードオフ越谷花田店で、1万8千円で売却したのである。

 

8年弱、使っていたことになる。

 

そうか。それなのに、売っちゃったんだね。

 

その時の気持ちについては、自分が一番よく知っているわけで、言語化するのは難しくはないが、ちょっと長くなりそうだから、書くのは止しておこう。

 

さーて、再び自室に鎮座した「DS-700Z」を、今後どのように「チューニング」していくのか。楽しみでしょうがない。

 

まあ、それにしても、これまでのオーディオに関する「散財」を悔いる感情の方が強くなっている。

 

当時の僕は、何かに取りつかれていたんではなかろうか。「スタート」と思っていたら、実はすでに「ゴール」地点にいたんだなんて、今となっては、笑い話を通り越して、呆れるばかりである。