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一昨日、所有していたCDプレーヤーが読み取り不良を起こすようになったのをきっかけに、PanasonicとSONYの廉価版・現行DVDプレーヤーを立て続けに購入し、比較してみた。
以下が、そのまとめだ。
Panasonic DVD-S500
SONY DVP-SR20
【結論】
1.両機とも使用する。
2.《春の祭典》などはSONY機で再生。
3.それ以外はPanasonic機で再生。
つまり、共存させることに決定した。一長一短で、なかなか一つに絞ることはできない。そもそも、Panasonic機の再生中、トラックNo.越えの時にギャップが生じるために、SONY機を試すに至ったわけで、Panasonic機も「フツー」に再生できていたら、まったく何の問題もなかったのである。
(上)SONY機 (下)Panasonic機
高価なCDプレーヤー専用機やSACD機を導入するのには(幸いにして)至っていないため、しばらくはこの態勢で音楽を聴いていこうと思う。
今回の事例で、光ピックアップを使ったデータ読み取りの機構が、いかに脆弱であるか、そして、いかに心許ないものであるかということを、改めて痛感することができた。経年劣化してレーザー光の出力が落ちたりしたら、ディスク上のデータをまったく拾えなくなってしまう。そして、そんな時、我らははたして愛機を修理すべきか、それともせざるべきか…。
けっこうな大問題を突き付けられたような気がする。
今回、大いなる示唆を与えてくれたのが、2機の廉価CD再生兼用機の存在だ。DVD発表当初(西暦2000年ごろ)のような音の悪さだったら、その選択はあり得なかったし、5万も10万もするような高価なものだったら、いくら高級な音であっても、たやすくは導入できなかったであろう。
今回の出費は、約8,000円。
二種類の「音質傾向」が愉しめ、交互に使うことで稼働頻度を下げて製品寿命を延ばすことができる…というメリットを享受できたのはよかった。
PanasonicにもSONYにも感謝しかない。