今日の一曲!シェリル・ノーム starring May'n「ギラギラサマー(^ω^)ノ」
【テーマ:夏】の「今日の一曲!」第九弾は、シェリル・ノーム starring May'nの「ギラギラサマー(^ω^)ノ」(2009)です。ミニアルバム『ユニバーサル・バニー』の収録曲で、同作には劇場アニメ『マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜』関連のナンバーが収められています。
僕の『マクロスF』との出逢い方は順序が少し複雑というか、作品の音楽だけを先に愛聴していて、数年経った後にアニメにもハマるという経緯を辿ったことは、過去にこの記事にも記しました。しかし、アニメを観る前のみならず観た後でも、音楽的な好みはどちらかと言えばTVシリーズの楽曲に集中していたので、劇場版の楽曲はそこまで強く印象に残っていなかったことを白状します。例外的に「虹いろ・クマクマ」(2011)は凄く好みでしたけどね。
この印象を払拭してくれたのが、アプリの『歌マクロス』です。同アプリについては嘗てこの記事でも言及したことがあり、その中では「リン・ミンメイおよびFire Bomberの楽曲の良さを知ることが出来た」のをメリットとして挙げ、簡単なレビューも行ったのですが、この恩恵は「『F』で今まで見過ごしてしまっていた曲」にも及んでおり、自分の中に劇場版ナンバー再評価の流れが訪れました。
「ギラギラサマー(^ω^)ノ」もそんな中で良さに気付けた一曲です。アプリのイベント楽曲に選ばれていた時に、水着のシェリルさんをセンターに置いて何度もプレイしたことで、楽曲自体の魅力がわかってきました。その後もキャラを問わず水着衣装を解放した時には、とりあえず本曲で試すほどには気に入っています。笑
イントロが醸す煌めき感だけでも、夏をイメージさせるには充分な立ち上がりです。ここのメインフレーズ(サビの旋律をなぞっているもの)の音は打ち込みによるものだと推測しますが、欲を言えばこれが生のブラスであったなら尚ギラギラ感が出て良かったと思います。ただ、裏のシーケンスフレーズはキラキラしているところが素敵なので、これにあわせる形にするならば濁点を取ってしまおうという発想も自然でしょうね。そのような過程があったかどうかは妄想の域を出ませんが、僕は菅野さんのアレンジをこう解釈しました。
Aメロでは"自分史上最高DAY"の後のビートメイキングというか、アタックが強めのクラップ?が好きです("DAY" [チャッ!チャッ!]の部分)。舞い上がっている感じがよく出ているので、続く"極最色の/ストレスフリーのスペース"という独特の語彙を使った表現にも納得出来ます。
Bメロではコーラスにそのまま繋がるような冒頭のメロディラインがお気に入りで、"エクストリーム/LOVE STORY"でリズム良く下降した後に、"is carrying on"と滑らかに流れていくところがお洒落で素敵です。その後の"ミューズ"も発声がなぜだかツボで、シェリルのというかMay'nの両唇音から半母音への移行[mj]はとてもセクシーだなと感じます。
サビはやや野暮ったいような歌詞が、絶妙なバランスでダサ格好良い趣を出していて上手いと思いました。"あだなナツなら ギラギラサマー/めくるめくめく メキメキサマー"は、May'nの声質からすると少し面白い空気が漂ってしまうような言葉遣いである気がしますが、シェリルとして考えるならばこれくらいの茶目っ気はあるよなと得心がいきますね。
本曲の中で最もツボだったのは、続く"目と目があって パチパチ"のパートです。ここのメロディの美しさに気付いた瞬間、一気に評価が跳ね上がったというくらいには、刹那的な美しさを宿している点を絶賛します。
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最後に本記事とも関係のあるお知らせを載せますと、前々から『マクロスシリーズ』の楽曲をレビューした記事が、ブログテーマ「菅野よう子」と「マクロスシリーズ」の二つに分かれてしまっているのは不親切だと思っていたので、ガイドラインの役割を持つ記事を後者のテーマ内に作成しました。詳しくはリンク先をご覧ください。
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※ 厳密には違うテーマですが「菅野よう子」も含まれる記事です。
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この印象を払拭してくれたのが、アプリの『歌マクロス』です。同アプリについては嘗てこの記事でも言及したことがあり、その中では「リン・ミンメイおよびFire Bomberの楽曲の良さを知ることが出来た」のをメリットとして挙げ、簡単なレビューも行ったのですが、この恩恵は「『F』で今まで見過ごしてしまっていた曲」にも及んでおり、自分の中に劇場版ナンバー再評価の流れが訪れました。
「ギラギラサマー(^ω^)ノ」もそんな中で良さに気付けた一曲です。アプリのイベント楽曲に選ばれていた時に、水着のシェリルさんをセンターに置いて何度もプレイしたことで、楽曲自体の魅力がわかってきました。その後もキャラを問わず水着衣装を解放した時には、とりあえず本曲で試すほどには気に入っています。笑
イントロが醸す煌めき感だけでも、夏をイメージさせるには充分な立ち上がりです。ここのメインフレーズ(サビの旋律をなぞっているもの)の音は打ち込みによるものだと推測しますが、欲を言えばこれが生のブラスであったなら尚ギラギラ感が出て良かったと思います。ただ、裏のシーケンスフレーズはキラキラしているところが素敵なので、これにあわせる形にするならば濁点を取ってしまおうという発想も自然でしょうね。そのような過程があったかどうかは妄想の域を出ませんが、僕は菅野さんのアレンジをこう解釈しました。
Aメロでは"自分史上最高DAY"の後のビートメイキングというか、アタックが強めのクラップ?が好きです("DAY" [チャッ!チャッ!]の部分)。舞い上がっている感じがよく出ているので、続く"極最色の/ストレスフリーのスペース"という独特の語彙を使った表現にも納得出来ます。
Bメロではコーラスにそのまま繋がるような冒頭のメロディラインがお気に入りで、"エクストリーム/LOVE STORY"でリズム良く下降した後に、"is carrying on"と滑らかに流れていくところがお洒落で素敵です。その後の"ミューズ"も発声がなぜだかツボで、シェリルのというかMay'nの両唇音から半母音への移行[mj]はとてもセクシーだなと感じます。
サビはやや野暮ったいような歌詞が、絶妙なバランスでダサ格好良い趣を出していて上手いと思いました。"あだなナツなら ギラギラサマー/めくるめくめく メキメキサマー"は、May'nの声質からすると少し面白い空気が漂ってしまうような言葉遣いである気がしますが、シェリルとして考えるならばこれくらいの茶目っ気はあるよなと得心がいきますね。
本曲の中で最もツボだったのは、続く"目と目があって パチパチ"のパートです。ここのメロディの美しさに気付いた瞬間、一気に評価が跳ね上がったというくらいには、刹那的な美しさを宿している点を絶賛します。
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最後に本記事とも関係のあるお知らせを載せますと、前々から『マクロスシリーズ』の楽曲をレビューした記事が、ブログテーマ「菅野よう子」と「マクロスシリーズ」の二つに分かれてしまっているのは不親切だと思っていたので、ガイドラインの役割を持つ記事を後者のテーマ内に作成しました。詳しくはリンク先をご覧ください。
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