
今日の一曲!Underworld「Dinosaur Adventure 3D」【テーマ:恐竜】
【追記:2021.1.4】 本記事は「今日の一曲!」Ver. 1.0の第二十九弾です。【追記ここまで】
ここから「今日の一曲!」。その前に質問に答えよう。好きな恐竜?あまり考えたことないけど、プテラノドンかな!翼竜のほうがロマンがあるよね。
でもそもそもあまり恐竜を知らないや。他に知ってるのはティラノサウルス、トリケラトプス、ブラキオサウルス、アロサウルス、ラプトル…以上。おかしい、映画の『ジュラシック・パーク』(1993)も観たことあるしPSゲームの『ディノクライシス』(1999)も持ってるのに知識が貧弱すぎる。笑
そんな【テーマ:恐竜】の「今日の一曲!」はUnderwordの「Dinosaur Adventure 3D」です。4thアルバム『A Hundred Days Off』(2002)収録曲で、翌年にはシングルカットもされました。
短いVer.(たぶんRadio Edit)ですがMV埋め込み。この曲のレビューに入る前に、当ブログ更新停止中のUnderworldについてざっと埋めちゃいます。いつかどこかで書かなきゃなとは思っていたので。
更新停止前にはUnderwordの記事を多く上げていましたが、いまだにUnderworldがいちばん好きであることには変わりありません。文字通り僕の中では生ける伝説です。といいつつ、以下やや否定的なことを書きます。
更新停止中に6thアルバム『Barbara Barbara, We Face a Shining Future』(2016)がリリースされましたが、これは個人的に愛聴盤にはなりませんでした。曲単位で見たら決して悪くはないし好きな曲もあるんだけど、中毒性に欠けるのかヘビロテしていたのは最初だけで今はあまり聴いていません。
更新停止中のUnderwordの大仕事といえばもう一つ、ロンドンオリンピック(2012)開会式の音楽担当もありましたが、それはとても素晴らしかっただけに6thへの期待値上げすぎたかなと。
Isles Of Wonder: Music For The Opening Ceremony.../Decca

¥価格不明
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ロンドン五輪開会式のサントラ『Isles of Wonder』(2012)に収録されていますが、「And I Will Kiss」の神曲っぷりといったら鳥肌モノでした。所々で過去曲の音や旋律が登場するのでUnderworldを好きであればあるほど感動したと思います。
セレモニー自体もお馴染みダニー・ボイルによる総合演出なので圧巻で、人生で初めてオリンピックのDVDを買ってしまうほどでした。というかそんな商品があったのかと驚きました。笑
London 2012 Olympic Games [DVD] [Import]/出演者不明

¥3,085
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これこれ、BBCのだったのか。BDもありますよ。
【追記:2021.7.23】 東京オリンピックの開会式に合わせて、同日に「And I Will Kiss」を大特集した「今日の一曲!」をアップしました。非常に濃密な内容に仕上がっているので、是非ともご覧ください。【追記ここまで】
過去作リマスターとかソロアルバムとか『T2 トレインスポッティング』サントラとかまだまだ語れることはたくさんあるのですが、ざっと空白を埋めたところで「今日の一曲!」の「Dinosaur Adventure 3D」に話を戻します。
『A Hundred Days Off』収録曲の中でも最もわかりやすくダンサブルなトラックですね。シンプルでプリミティブなところがまさにダイナソー。ベルの音なんかはちょっと仏教風味。
とはいえ注意深く聴いていくと、じわじわと音が積み重ねられていくと同時に微妙な変化をし続けているという深い作り込みに気づくことができます。こういう巧さこそがUnderworldの神髄だよなぁ。
Underworldお得意(だと思っている)の、まずインストだけで曲の構成を把握させてから歌がスタートする…普通のロックやポップスで例えるなら1番はインストで2番から歌唱開始という感じの曲ですが、これってボーカルありのダンスチューンとして凄く親切だし発明だと思う。
遠吠えのようなトライバルなボーカルが出てくるまでに既に3:16秒経過していますが、歌詞を伴う歌が始まるのは更に1分後の4:16からという焦らしっぷりがたまらない。
毎度のごとく正式な歌詞はCDには掲載されておらず聴き取ったものが流布している状態なので以降でも聴き取り歌詞で説明します(正確さは保証できません)が、メロディラインでいちばん好きなのは"She moves fast"から"I was leaving you"のところです。セクシーで格好良い。
フロウが鮮やかだと思うのは"I feel dazed"から"with a friend the shadow"まで。「ベルが仏教風味」と先に書いたけど、それも相俟ってカールお馴染みのお経のようなボーカルがより一層映えています。
中盤の"Between her arms are tight"のパートなんか、歌い方が更にうねってきて(コブシが入ってきて)宗教音楽の域に入っていると思う。笑 トランシー、トリッピー、サイケデリック…お好きなように表現して楽しんでくださいという趣。
最も印象的なパートであろう"War machine"のところももちろん大好き。ここの浮遊感ハンパないよね。ボーカル処理の妙。
あ、MVの謎の世界観も好きです。もはや恐竜は関係なく「Honey Adventure 3D」ではないかという気がしますが。笑
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ここから「今日の一曲!」。その前に質問に答えよう。好きな恐竜?あまり考えたことないけど、プテラノドンかな!翼竜のほうがロマンがあるよね。
でもそもそもあまり恐竜を知らないや。他に知ってるのはティラノサウルス、トリケラトプス、ブラキオサウルス、アロサウルス、ラプトル…以上。おかしい、映画の『ジュラシック・パーク』(1993)も観たことあるしPSゲームの『ディノクライシス』(1999)も持ってるのに知識が貧弱すぎる。笑
そんな【テーマ:恐竜】の「今日の一曲!」はUnderwordの「Dinosaur Adventure 3D」です。4thアルバム『A Hundred Days Off』(2002)収録曲で、翌年にはシングルカットもされました。
短いVer.(たぶんRadio Edit)ですがMV埋め込み。この曲のレビューに入る前に、当ブログ更新停止中のUnderworldについてざっと埋めちゃいます。いつかどこかで書かなきゃなとは思っていたので。
更新停止前にはUnderwordの記事を多く上げていましたが、いまだにUnderworldがいちばん好きであることには変わりありません。文字通り僕の中では生ける伝説です。といいつつ、以下やや否定的なことを書きます。
更新停止中に6thアルバム『Barbara Barbara, We Face a Shining Future』(2016)がリリースされましたが、これは個人的に愛聴盤にはなりませんでした。曲単位で見たら決して悪くはないし好きな曲もあるんだけど、中毒性に欠けるのかヘビロテしていたのは最初だけで今はあまり聴いていません。
更新停止中のUnderwordの大仕事といえばもう一つ、ロンドンオリンピック(2012)開会式の音楽担当もありましたが、それはとても素晴らしかっただけに6thへの期待値上げすぎたかなと。
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ロンドン五輪開会式のサントラ『Isles of Wonder』(2012)に収録されていますが、「And I Will Kiss」の神曲っぷりといったら鳥肌モノでした。所々で過去曲の音や旋律が登場するのでUnderworldを好きであればあるほど感動したと思います。
セレモニー自体もお馴染みダニー・ボイルによる総合演出なので圧巻で、人生で初めてオリンピックのDVDを買ってしまうほどでした。というかそんな商品があったのかと驚きました。笑
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これこれ、BBCのだったのか。BDもありますよ。
【追記:2021.7.23】 東京オリンピックの開会式に合わせて、同日に「And I Will Kiss」を大特集した「今日の一曲!」をアップしました。非常に濃密な内容に仕上がっているので、是非ともご覧ください。【追記ここまで】
過去作リマスターとかソロアルバムとか『T2 トレインスポッティング』サントラとかまだまだ語れることはたくさんあるのですが、ざっと空白を埋めたところで「今日の一曲!」の「Dinosaur Adventure 3D」に話を戻します。
『A Hundred Days Off』収録曲の中でも最もわかりやすくダンサブルなトラックですね。シンプルでプリミティブなところがまさにダイナソー。ベルの音なんかはちょっと仏教風味。
とはいえ注意深く聴いていくと、じわじわと音が積み重ねられていくと同時に微妙な変化をし続けているという深い作り込みに気づくことができます。こういう巧さこそがUnderworldの神髄だよなぁ。
Underworldお得意(だと思っている)の、まずインストだけで曲の構成を把握させてから歌がスタートする…普通のロックやポップスで例えるなら1番はインストで2番から歌唱開始という感じの曲ですが、これってボーカルありのダンスチューンとして凄く親切だし発明だと思う。
遠吠えのようなトライバルなボーカルが出てくるまでに既に3:16秒経過していますが、歌詞を伴う歌が始まるのは更に1分後の4:16からという焦らしっぷりがたまらない。
毎度のごとく正式な歌詞はCDには掲載されておらず聴き取ったものが流布している状態なので以降でも聴き取り歌詞で説明します(正確さは保証できません)が、メロディラインでいちばん好きなのは"She moves fast"から"I was leaving you"のところです。セクシーで格好良い。
フロウが鮮やかだと思うのは"I feel dazed"から"with a friend the shadow"まで。「ベルが仏教風味」と先に書いたけど、それも相俟ってカールお馴染みのお経のようなボーカルがより一層映えています。
中盤の"Between her arms are tight"のパートなんか、歌い方が更にうねってきて(コブシが入ってきて)宗教音楽の域に入っていると思う。笑 トランシー、トリッピー、サイケデリック…お好きなように表現して楽しんでくださいという趣。
最も印象的なパートであろう"War machine"のところももちろん大好き。ここの浮遊感ハンパないよね。ボーカル処理の妙。
あ、MVの謎の世界観も好きです。もはや恐竜は関係なく「Honey Adventure 3D」ではないかという気がしますが。笑
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