作業を教えている際の悩みとして、

教えている社員からよく聞くのは

助けることと突き放すことの境目について

よく聞かれます。


ずっと助けていると自立しない、

しかし、突き放しすぎると

過度なプレッシャーになってしまう。


多分、仕事を教えている人全てが

多かれ少なかれ、考えるところだと思います。


困ったことにこの線引きは

教えている相手のスキルや性格によって変わります。


僕自身も常に悩んでいることです。


しかし、この悩みが緩和される方法というか、

状態は分かっています。


それは教えられている人が自主的に仕事を覚えると

この状態は緩和されます。


上の状態っていうのは教えられている側が

悩んでいるときに起こることであって、

教えられている人がドンドン自主的に

仕事を覚えて、仕事をしていく人だと

悩む度合いは少なくなってきます。


当社で今教えられている人は

(大なり小なり管理職まで含めて誰でも教えられていることって常時ありますね)

そうとらえて仕事を「奪って」いってください。


教えているときは感じるが、

教えられている場面において

自身はそう出来ているか、

考えてみてください。




先週の小学校の社会見学に続いて、
中学生の社会見学を受け入れました。

学校からではなく、
同立有志会という塾の塾長からのご依頼でした。

この塾長は以前に立命大の大学院にいらっしゃった頃に
「大阪 八尾発 50年後も輝く中小企業」という本に取り上げていただいてからのお付き合いですが、
久しぶりにお会いして変わらずに頑張っておられました。

その塾の生徒さんだったのですが、
熱心に質問もされ、ある意味意外でした^_^


微細切削加工のMPC 社長の日報

先週は地元の小学校の社会見学を受け入れました。


5年生でしたが、僕の5年生と比較すると

非常に素直な生徒ばかりでした。


100名の生徒が5社に分かれて、

地元のものづくり企業に見学に行かれるとのことでしたが、

半分以上の生徒が弊社を希望していて、

抽選になったと後から先生と生徒から聞きました。


多分、事前打ち合わせに来られた先生の

生徒へのプレゼンの賜物と思いますが、

帰る前も「もっと居たかったわ~」などの

生徒の独り言を聞いたりして、率直に嬉しかったです。



微細切削加工のMPC 社長の日報

時間管理について社内の意識向上に注力しています。


作業時間、納期、退出時間など仕事は時間との勝負です。


弊社のように一つの仕事に数名が順に携わる場合、

ある工程で遅れれば、次の工程の担当者がきつくなります。


そこを今までグレーにしていた為に

遅れた人は何食わぬ顔、

後の工程の人は前工程の人の遅れに気付かずに

注文自体の納期に不満を持つようなケース、

少なからずありました。


弊社は他社さんからすると納期は頂けています。


一番最初の工程である受注処理をする営業担当者からすると

しっかりと納期は確保できている訳です。


それなのに時間管理に意識が薄い人が徐々に遅れさせて、

最終工程になったら、バタバタってことが少なからずあったので、

どの工程担当者が遅れさせているのか、

心を鬼にしてはっきりとさせるようにしました。

(まぁ、遅すぎるくらいで、今さらながらなのですが)


経営者とすると、一つの仕事を皆が他人事と思わずに

(実際に他人事ではないのですが)

声掛けしながら、納期を間に合わせていくことに

一致団結してくれることが理想です。


意識していても何かのトラブルで遅れてくることなんて

誰でもあります。


そういうことを言っているのではなく、

間に合う仕事で意識が薄いために間に合わないことだけは

あってはならないということなのです。


今のところ、はっきりと言って、社内の意識に温度差があります。


この温度差を経営者として少なくしていきたいと思っています。


先週一週間、
ある社員が所用で休んでいたので、
その業務を皆で割り振りして凌いでいました。

今までは自然と僕がしてしまっていたことが多々あるので、
最近はあまりそういったことで出しゃばらないようにしています。

僕自身、作業が嫌いではなく、

むしろ好きなくらいでついついやってしまいますが、

それがいつの間にか自分の仕事になってしまっていることもあって、

どこかで断ち切らないといけないなと思っています。


やってあげたいけど、

僕にしか出来ないことをすべきで、

ある程度の社員が出来ることに手が割かれているのは問題です。

当たり前ですが、僕も含めて各自役割があります。

幸い、現場では主任を中心に回るようになってきました。

日々、問題はありますが、成長も当然見えます。

役割の徹底、心を鬼にして継続していきたいと思います。


先週は工場見学などがあり、輪をかけて忙しい週でした。


加えていつもながら、機械の予定が詰まっていて、

少しのミスも許されない状況下で四苦八苦しました。


夜に機械を見にいったり、朝早く出たり。


そうそう、ある社員も体調不良で休んだことと

その代行者がその日あまり業務を代行できなかったことと

属するGrが週末まで影響を及ぼしていました。


そのGrも何とか週末まである程度の収拾をつけましたが、

今週はそのあたりの動きを修正するように話しました。


仕事は一人では出来ないので自分の動きが

他の社員へどう影響するかを

皆が考えられる会社でありたいと思っています。



ここ最近テレビを観ていて気になることがあります。


それは製造業のイメージ。


ホコ×タテを観ていたら、

いつも使っている工具メーカー何社も出ていて

名刺交換させていただいた方も何名かお見かけしました。


それでモノづくりのイメージが良くなるかと思いきや、

半沢直樹やコーヒーのBOSSのCMでは

最後には良いイメージになるようには描かれているのですが、

一見地味なイメージのようにも見えます。


半沢直樹では倒産したりするのは製造業。


BOSSのCMでは工場が出てきて、

「昔は小さな仕事に見えて・・・」と書かれています。


なんか、工場も意図的に暗く描かれているような・・・。


でも、そんなイメージではない工場も実際には多々あり、

最新の設備を入れ、工場内も明るいところはいくらでもあります。


でも、そういうイメージが先行したり、

不景気の象徴になっているのは何故か?


それは人のような気がします。


やはり、機械に向かって仕事をするので

コミュニケーションが苦手そうな人は

サービス業や営業と比較すると多いでしょう。


逆に明るいイメージや元気な企業に見える製造業の会社では

人がテキパキと動き、挨拶などでもしっかりとされる会社だと思います。


当社でもそういう話は何度かしたのですが、

入社するには明るい会社が良いって思っているのに

入社したら逆に自分がその明るいイメージを担うようになります。


明るい会社を求めているのに入社したら、

雰囲気造りに自分が入らない人もいます。


製造業のイメージがよくなっていけば良いと思いますし、

僕自身も前向きに製造業のイメージが良くなるように

仕事をしていきたいと思います。


そういえば、偶然昨日にある小学校から工場見学の依頼を受けました。


そこでもイメージがよくなるように頑張ります(^^



最近、僕個人としては

休めていないくらい忙しいです。


弊社にとって9月は年度末。


ここは踏ん張り時です。


ただ、客観的にみると

忙しさの中には無駄な忙しさも

結構な割合で含まれています。


しっかりと仕組みが伝わっていないことが原因で

社員から聞かれることが時折あります。


判断基準さえ、しっかりと教えておけば

各自で判断できることを訊かれるのは

凄くムダで大きく見れば訊く側の社員の自立も出来ません。


一つ一つそういったことをしっかりと

押させていきたいと思っていますので、

社員の皆も僕個人には簡単なことは

訊かないようにしてください。


多分、僕に訊くまでに訊ける人が居るはずです。


冷たいととられるかもしれませんが、

難しいことや会社の方向性、

僕個人の考え方を訊かれるのは

いくらでも答えますので、誤解の無いように。


先週はある社員と面談を行いました。



中途採用の社員ですが、

あまり社会経験が少ない社員で

終始コミュニケーションなどの一般的な話になりました。



コミュニケーションやその他当たり前のことを覚えたうえに


技術は積み上げられます。




どうもその当たり前を飛ばして


実務を覚えることへの危機感が少ない




逆に理解度が高い人はその当たり前の重要性を理解する。




なので、理解度が高い人ほど、基本的なことを大事にする。




挨拶、お礼、整理整頓、などなど。




先日、工場に行くとロボットみたいなホウキの持ち方をしている社員がいて


ホウキの持ち方を教えました。



最近、ホウキを持つ機会ってないんかな?



僕らの幼少時代は教室の掃除なんかで使っていたような・・・。

(偉そうに言う僕もまともに掃除をするような子供ではなかったですが・・・)




会社で教えるレベルではないことを会社で教えなければならない


ことが増えてきています。




休日の遊びの中や出掛ける中でも学ぶことはたくさんあります。




新聞を読んだりなどもして、社外で学べることについては


しっかりと吸収してほしいと思います。