59回目。Shy先生。
「音楽はどんなのを聴きますか?」という質問に「80年代の洋楽です」と答えると「私も好きです!」と目を輝かせて応じる先生。
しかし、どう見ても彼女は20代のピチピチな女性。
「失礼ですが、(先生は)いくつですか?」と尋ねると、「私は25歳です。両親が聴いている音楽が好きなんです」と言うので、更に彼女の両親の年齢を尋ねると「父が49歳で、母が43歳です」と…。
「母は結婚が早かったから…」と先生はニコニコしながら答えているが、私はニコニコできない。
なぜなら、私も43歳だから!
さながら私の気分は、息子ほど年の離れた師に弟子入りした伊能忠敬のようで…。
レッスンそっちのけにはなってしまうけれど、80年代の洋楽話で盛り上がれるのは嬉しいものだ。
私の身近で洋楽話で盛り上がれたのは学生の時の友人だけであり、その他で洋楽ネタで盛り上がれた記憶がない。
まさか遠く離れた国の、娘ほど年の差のある女性と話すことができるなんて。
60回目。Pepz先生。
公式のブログでも紹介されていた先生。
ということは、「彼は運営会社一押しの先生に違いない!」と期待してしまう。
プロフィールによれば、講師歴は8年を超えているそうだ。
さすがにキャリアが長いだけあって、きっちりと指導してくれる。
途中、「犬が好き」ということで、我が家のドラ息子たちを紹介する場面もあったけれど、内容の濃いレッスンをしてもらった。
Pepz先生には将来、英検二次対策とか、もっと気合の入ったレッスンでビシバシ鍛えてもらいたいと思った。
61回目。Mar先生。
「フィリピンから一歩も外に出たことが無い」と話す先生だけど、かなり聞きやすいアメリカ英語を話してくれた。
レッスンはあっさりと済んでしまったので、大半の時間がフリートークに。
きっかけは「趣味は何ですか?」という質問から。
私はいつものように「ギターとウクレレ」と答えると、「わぁ~、音楽が好きなの!今まで私が受け持った生徒さんはあまり『音楽が好き』って人がいなくて」と、先生自身が音楽好きであることを匂わせたので、そこから「フィリピンは音楽が盛んなんですよね?」と話が広がり、ひょんなことから御嶽海関の話へ。
大相撲名古屋場所で優勝した御嶽海関のお母さんはフィリピン人。
そのことを先生に話すと「彼はとてもフィリピン人らしい顔をしてるわ~」と嬉しそうな様子。
ついでに高安関のことも話し、高安関の友人である元AKBの秋元才加さんのことを話すと「彼女は美人だわ~」と。
私たちが日系人の活躍を嬉しく思うのと一緒で、(例えば、プロゴルファーのリッキー・ファウラー選手。彼はクォーター)先生はフィリピン系日本人の活躍を喜んでくれた。
そのうち、御嶽海関は長野の英雄とフィリピンの英雄、二つの役目を果たさなきゃ無いかもしれない。
と、和気あいあいとした雰囲気の中でレッスンは終わった。