宇都宮高松宮記念杯三日目にて | ムーヴ清水の喧嘩競輪~第二章~

ムーヴ清水の喧嘩競輪~第二章~

会員制競輪予想提供『ムーヴ』ムーヴ清水が、競輪に関する雑感を綴るブログです

オランダ対スペインの5-1より、競輪ファンは今日の深谷の敗北の方がビックリしたか!


今からVTRを巻戻して、最終バックから車券を売ったとしても、1-9しか買えない展開で。


これは、師弟タッグを買われた方は運が無かったしか言い様がないですね。


深谷選手のデキは、二日目逃げ切った後「100点満点のレース・・バンクも体も軽かった・・・」と。


なのでデキの問題ではないでしょう。


ムーヴの読みは、根田選手の先行体制を、根田選手が流して深谷選手のカマシか、根田選手が流したところを、菅田選手がイン切りの読みでした。


なので三連単の厚めは1=9から7と3で。


実際、レースは読み通りに深谷選手と練習仲間である菅田選手がイン切りの様なカマシ。


根田選手と菅田選手がやりあってくれたので、深谷選手としては、最高の展開になりました。


これは勝った岩津選手が勝利者インタビューでも言っていましたね「深谷選手の捲り頃に・・・」と。


この時点で、菊池選手の三着の目はあったし、当然、二車単、岩津選手の三着もあるので、何でも来いでしたがね。


それがまさか四角で浮くとは・・・


こればかりはね。


おまけに三着は吉村選手て・・・


最近、番手飛び付きより、三番手に飛び付くのが流行りですね。


これは汚いと言うか、せこいと言うか・・・


今日の後閑選手も三番手でした。


やられた東口選手は「昨日の後閑さんを見れば、僕のところに来ると思ってた」と。


三番手に飛び付くメリットは、番手より三番手の方が点数が下だし、競り勝つ確立が高い。


番手を残せば、番手捲りに乗れる可能性もある。


ここまでは二弾駆けのパターンでは、昔からセオリーです。


しかし昨今は、二弾駆けでなくても、番手を残せば、仕事をするので、内が開きます。


その開いたコースを突くのが流行りで。


まあ、二車の場合はそれも自在で仕方ないですがね、岩津選手などの。


しかし何も出来なないにしても、ライン三人で三番手狙いは男らしくないです。


こんな選手が多い。


外からお願いします!とジカで競る選手が本当に少なくなったと思います。


だから、レースが無茶苦茶になるんですね。


今日のレース後の神山タクヤ選手は、「何も出来なかった。後閑さんに任せていたが、これほど悔しい事はない」と。


まあ確かにあのレースなら本人でも出来るので。


後閑選手も昨年GPで、長塚選手にやられて何もチャンスが無かった。


どっちらが悪いとかではなく、俺が前と言ったもん勝ちみたいで。


そこらを知っていないと、誰が本当に強くて、良いレースをしたかは語れないと思います。


準決勝三個レースを振り返れば、浅井選手の捲りは買えても、ケンボウの差し目も買い難い決着でしたね。


差したケンボウは「本当に骨折して調子が悪いのですよ」と。


どこのメディアでも言っていますね。


若干三味線もあるとしても、そこまで言われたら消すか抑えになるので。


差したケンボウは根性の塊で、私はバンクのアウトレイジと思っているので、買えない車券でもないのですが、それでも差し目を厚めに買うのは・・・


10Rは、稲川選手の捌きが素晴らしかったに尽きます。


田中選手も力出し切ったし、競り負けて直線伸び返した東口選手も意地を魅せたので。


結果的には人気で終わりましたが・・・


朝から通して、捲りの場合、二着まではラインで決まっても、カマシや逃げは、ゴール前でまた違う選手が伸びてくるパターンが多いですね。


6Rの小野選手がそのパターンで。


何で小野の頭やねん!と声が出来ましたがね。


あの展開を読んで、5=7に7=9が本線だったので、頭まで突き抜けるか!オーノ!


昌己選手てあんなんです。


強い選手相手でも、弱い選手相手でもそれなりに。


解っていただけに獲りたかったですね。


今日はストレス溜まる結果が続きましたが、最終日こそ!日に日に高まるので、やってやりましょう。


では、決勝戦の話を。


11R、愛知の師弟タッグが居なくなり、浅井選手以外なら初のG1タイトルですね。


もちろん浅井選手含めて、勝てば全員岸和田GPの切符を手に。


順に寸評書きます。


①浅井選手・このメンバーで一番余裕があるのはこの選手でしょう。やる事は、前が緩めばカマスし、ピッチが上がれば捲りに構えるで。迷う事はない筈。ただ一列棒状になれば八番手になる事も。


②菊池選手・そこまで良いレース、一着もないのに決勝まで来た。明日は再度ケンボウが付くので何もしないレースは出来ないか。やれる事は前々飛び付きか自力捲りかで。


③岩津選手・今乗れていると言葉ピッタリか。確かに脚力アップとギアがマッチもしているが、運が大きく味方している。ガツガツしていないのが良いところで。自力屋の捲りはないので展開次第も混戦になればなる程チャンスが寄ってくる。


④東口選手・とにかく宇都宮のバンクは走る。連日相性が良いと狙っているが、今日の三着も相性が味方したか。横は甘いがデキと相性は抜群で、仕事をして直線勝負に持ち込みたい。


⑤大塚選手・流石と言うか頭が下がります。デキは普通より下も、腹の底にある根性でカバーして決勝入りか。脇本か浅井の番手と思っていたが、菊池に再度任せる事に。弱気な判断と思えるが何か考えがあるかも知れない。


⑥柏野選手・野球選手がよく言う、ボールが止まって見えるではないが、連日レースが観えている。東口、稲川同様、事故点地獄に嵌っているが今回は実力の縦とコースを観る力で決勝入り。明日は後輩に任せて直線勝負か。


⑦脇本選手・一度も一着は無いがデキは良いほうだろう。実質先行一車的存在。ただペースで駆けてずるい逃げを出来ないタイプなのでそこをどう読むかで。性格的にも今までの事を考えても、決勝だけ違うレースをする事はしない。要は競らせてしまう事になるのか、競らせないのかだけで。


⑧吉村選手・F1では自力も通用するがG1では通用する脚はない。恵まれてになるが、明日は浅井選手の捲りが決まるなら付いて行くだけで。もし不発なら今日のコース取りは頭の中にあるか。


⑨稲川選手・ここ最近だがマークのレースでも自力のレースでも良いレースをする様になった。これも京都の三番手などを走って身についたか。ただ甘いのは大阪特有の競り。明日は無風もあるし競られる事もあるので、一番プレッシャーがかかるのはこの選手か。


展開が解りやすい決勝と思います。


要は、ワッキーの先行に、誰が競りに来るのか?それとも競れないのか?で。


競りに来るなら菊池選手か岩津選手。


浅井選手はそれを虎視眈々と。


紛れがないならある程度絞れますね。


しかし!しかし!それでも今回はゴールまで変わりますね。


もう後何メーター直線が短けりゃ、何個か獲れていたレースもあったので。


怖いのはそこだけですね。


私が今考えている優勝候補は二人。


いやもう一人高配当の使者も居ます。


このブログを見ている方、皆で明日は獲りましょうよ!


ヒントは出したつもりです。


負け戦も面白いレースがあるので。


最終日は選手も無茶しないので、紛れも少ないと思います。



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最終日のムーヴ、決勝のムーヴ、ご期待ください。


では、皆様、気合入れて頑張りましょう!


グッドラック!








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