昨日のブログの最後にも書きましたが、あの時点で勝負する気マンマンだった決勝戦。
必ず行くゴツイシこと三ツ石選手。
大怪我でここまでやっときた菅原選手は分断やら横をする選手ではない。
根田選手はご存知の通り捲り屋で、金の懸かる決勝で捨て身相手に逃げるタマでもない。
ならば石丸選手が押し切るのか、岩津選手が差すのかだけで。
何ども何ども展開を考えました。
位置に拘りもないし、むしろ後方からの捲りが好きな根田選手は前受け。
中団菅原選手が、三ツ石選手の上昇と共に上がり再度中団。
ならば一列棒状で、単調なレース。
最初に仕掛けるのは根田選手ではなく、菅原選手。
だが、石丸選手は完全な自力屋なので車間が斬れる。
岩津選手も自力があるので車間。
菅原選手とすれば前にいる二人が後方を振り返りながら車間を斬るので、バックまで流れたら行くタイミングを失います。
従って石丸選手としても、あまり早く三ツ石選手の番手から出なくても良い読みでした。
当然それは三ツ石選手の掛かりにもよりますが。
それと風の影響と。
早く出れば後輩岩津選手に差されます。
それなら引きつけて、案外、岩津選手に仕事をさせるくらいの気持ちまであると思いましたが・・・
狙いは前にいる二人と捲り追い込む菅原選手と三人で。
根田選手ライン二人は三着にも要らないと判断。
結果、1-9-7は二車単では一点目的中も、三着は抑えで。
個人的にも菅原選手の三着なら勝ち斬りでした。
チキショー!です^^:
まあ購入の際、「合志の三着やろなぁ」とは思いましたが。
連日の脚とギアと。
小兵には辛い風。
菅原選手が踏めば合志選手なんですが、今回の菅原選手なら浮いても三着かと。
昨日の静岡の達也選手の様に。
しかし、玉野の解説者は、根田選手が簡単に地元を出さないとか言っていましたね。
これにはびっくりです。
我々より近いところで観ているならもっと解る筈なのに。
一時期の友和選手や岡部選手と同じですね。
誰かが先に踏んだ惰性に乗る捲りです。
つまり、ブロックされるのが嫌で、ギリギリ自分だけ届く捲りが好きなのです。
そりゃ、準決勝の様にたまにはあんなレースもします。
だがあんな後なので余計に捲りとファンは読めば正解か。
これは一緒に走っている選手も同じ意見で。
準決勝に同乗した宮城の和田選手は、「選ぶのを間違えた。根田はまた前受けで捲りと思ったが・・」と。
そう、伊藤選手より先に選んだ和田選手は、中部の吉田選手の三番手を選択しました。
捲りばかりの選手、しかも私だけ届く捲りの選手は、徐々に後ろに付く選手が減っていきます。
岡部選手もそうでしたし、友和選手もそうで。
けど、それを解説者は何故解らないのか。
今日に至っては、地元に根田選手が喧嘩を売るなんて言っていたのは不思議で仕方なかったですね。
昨日、復帰して初めて抑え先行した選手ですよ!
今更ですが、結局何も知らないのですね。
競輪は人間が走っているので、脚の前に人間性(性格)です。
脚は根田選手が一番でも、今日は瀬戸内の絆がたまたま上回っていたから、岩津選手が優勝出来ただけです。
これがもう一つのラインが地元を潰すくらいの選手が居れば、決まっていなかったでしょう。
それだけです。
前検日にお話しましたが、今回は殆どの選手が泣いていました。
根田選手も実際、落車の影響が酷い話で。
その中で、地元記念の為に仕上げた岩津選手が恵まれました。
運であり、それも実力と努力の競輪です。
比較的に玉野は地元が活躍するバンクです。
これもお話していましたね。
勝負レースの完全一点目はお預けとはなりましたが、それは次で!
そう、裏番組の静岡に、久留米の決勝は点数絞っての完全一点目的中をお届け出来ました。
ホッとしています。
三月はダービーがありますね。
六日間は長丁場過ぎますが、皆さんも御一緒に頑張りましょう^^!
会員様以外でも、ヒントになる様な事を書きますね。
お見逃しなく。
では今宵はこの辺で。