食いしばりがあり、慢性的な肩・首こりが辛いアラフィフAさん。
お話を伺うと、
何より一番解決したいのは、
「肩や首、顎が凝って痛くて、眠れないこと」
それが最大のお悩みでした。
そうなんです。
首、特に首と頭の付け根あたりがガチガチに凝ってしまうと、なかなか眠れなかったり、
朝起きても疲れが取れていないような、睡眠の質の低下やにつながることがあります。
そうなると、顔も疲れた感じになったり、むくんだり、たるんで見えたり。
気分も余計に上がらないですよね。
鏡の中の自分の顔を見て、
「はぁ……」
と、ため息から始まる一日って、結構ストレスです(泣笑)。
Aさんは、寝るときにマウスピースも使っているそうですが、あまり改善を感じられていない様子。
そして、
「たぶん夜だけじゃなくて、仕事中も食いしばっていると思う」
と、ご自身でも気づいていました。
食いしばりの原因としては、
ストレスや緊張、睡眠中の歯ぎしりなどが知られています。
常に体が緊張モードになっていて、なかなか力が抜けない状態ですね。
でも、私はそこに姿勢の影響も大きいと思っています。
パソコンやスマホを見る時間が長いと、どうしても頭が肩より前に出やすくなります。
頭が前に出た姿勢では、首や肩周りの筋肉に負担がかかりやすくなります。
食いしばりがなくても、首から顎にかけて凝りやすくなるのに、
そこに食いしばりが加わったら……
そりゃあ、顎周りも首もガチガチになっちゃいますよね。
だから、首や顎周りの筋肉・筋膜を緩めることも大切。
でも、それだけではなく、
背骨周りを緩めて、しなやかに動かせるようにすること。
そして、
頭が肩の上に乗るように、首や顎を支えるインナーマッスルを働かせること。
こうした体全体からのアプローチも大切だと思っています。
今回Aさんには、施術で背骨周りを中心に全身をほぐし、
最後に鎖骨周り、首周り全体、顎関節周辺の筋膜リリース。
軽くヘッド&耳マッサージをして、
仕上げに首と頭の付け根にある後頭下筋群をリリースし、顎を引くエクササイズを行いました。
そして、できるだけ施術後の状態を維持するためには、セルフケアも大切です。
Aさんは、いつも寝る前にストレッチをしているそう。
ストレッチ自体は悪くありません。
ただ、ガチガチに凝っているときに、頑張ってグイグイ伸ばしても、なかなか力が抜けないことがあります。
お風呂上がりなど、体が温まっているときに、ゆったり行うほうがおすすめ。
そして、もうひとつ。
「頑張ってストレッチしないこと」
これ、結構大事です。
頑張って伸ばそうとすると、今度は別のところに力が入ってしまうことがあります。
「ふにゃ〜」っとするくらいで、ちょうどいい(笑)。
Aさんは、頑張ってストレッチをするタイプだったので、
今回はもっとシンプルなセルフケアをおすすめしました。
✅寝る前、お布団の中で、ゆっくり深呼吸すること。
それだけです。
呼吸に意識を向けながら、吐く息と一緒に体の力が抜けていくような感覚で。
そして、
筋肉の緊張が解けるリラックス用のソルフェジオ音源を流しながら
眠るのもひとつの方法としてお伝えしました。
これなかなか良いですよ〜。日々できるだけご機嫌でいたい人にもおすすめ〜![]()
私も寝る前によく聴いてます![]()
食いしばりって、
「ただのクセだから、やめればいい」
と思ってしまいがちですが、
体がずっと緊張しているサインでもあるよね。
もしかしたら
何かから自分を守るために、体に力を入れているのかもしれない。
そう考えると、
「なんで私はこんなに食いしばっているんだろう?」
と、自分の体にちょっと目を向けてあげることもめちゃ大切だよね。
もちろん、食いしばりそのものは少しずつ改善していきたい。
でも、
「力を抜いて!」と頑張るのではなく、
まずは体に「もうそんなに頑張らなくても大丈夫だよ」
と教えてあげる。
頑張り屋さんには、頑張らないでできるセルフケア。
そんな方法もおすすめです。
小さな違和感、不調ほっとかないで!
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