夜中のトイレが増えると眠れない!

 

 

「昨日の夜は4回もトイレに起きちゃったわ」――シニア世代からよく聞く言葉です。
私の感覚では、80歳以上になると8割ほどの人が、夜中に3回以上トイレに起きているようです。

 

 

夜中に何度も起きると、熟睡できないだけでなく、起き上がるときに転倒のリスクもあります。

 

 

睡眠は「最高のお薬」であり「美容液」とも言われるほど大切。

だからこそ、トイレに起きずにちゃんと眠りたいですよね。

 

 

 

 夜間頻尿の原因のひとつは「骨盤底筋群」

 

実は「夜中のトイレが増えた」と感じるのは高齢者だけではなく、アラフィフ世代にも多い悩みです。

その大きな要因のひとつが 骨盤底筋群の衰えびっくり

 

 

骨盤底筋群とは、骨盤の一番下でハンモックのように内臓を支えている筋肉です。

 

 

ここが弱ると…

 

 

  • 頻尿や尿もれ

  • 下腹ぽっこり

  • 内臓の位置が下がることで不調が出やすい

  • 血流が悪くなり、デリケートゾーンが乾燥しやすくなる

といったトラブルが起きやすくなります。

 

 

 

 筋肉(骨盤底筋群)は裏切らない!

 

 

安心してください。筋肉はいつからでも鍛えれば機能が向上します。

 

 

ただし、いきなり鍛えるのではなく、

 

 

まずは硬くなった筋肉をほぐして血流を良くすることが大切。

 

 

そのあとで「伸び縮みできる弾力」を取り戻すように鍛えれば、

夜中のトイレが減るだけでなく、姿勢まで整い若々しく見えるようになります。

 

 

 

 

 今日からできる!骨盤底筋群トレーニング方法

 

ここでは、すぐに始められる基本のエクササイズを紹介します。

 

  1. 椅子に座って姿勢を整える
    背筋をまっすぐにし、足の裏を床につけます。

  2. 肛門と膣をやさしくキュッ〜と締める
    下からティッシュを引き上げるイメージで5秒間キープ。

  3. 力をゆっくり抜く
    5秒かけて力をゆるめます。

  4. これを10回繰り返す
    朝昼晩など1日3セットを目安に。

  5. 2をしてからキープではなくキュッキュッキュッと小刻みに10回締めを行う。
 
※骨盤底筋群トレーニングをする前に内腿や腿裏、お尻の筋肉をほぐしたり
ストレッチをしてからやるとより効果的です!

 

 

夜中のトイレは「年齢のせいだから仕方ない」と思われがちですが、

けっこう改善できることが多いですよ。

 

 

 

骨盤底筋群を正しく鍛えれば、快眠だけでなく、

姿勢や見た目の若々しさまで変わってきます。

 

 

 

今日から私と一緒に骨盤底筋群も鍛えて心と体の若々しさをキープしていきましょアップ