『望創家の眠っていたロガーパンツを空調ズボン化したよ』
(※『暑い!』が大前提なチェンソーパンツ。ならばちょっとの工夫でその暑さを軽減できればと思い、今回も人柱)
世界の
「しかしさ、俺らって何が暑いかって、やっぱりチェンソーパンツなんだよなぁ…空調服もいいんだけど、上はいろいろと道具や作業と干渉するしさぁ…」
と大して動きもせず相変わらず冷房の効いた重機の中で呟く先輩に『チェンソーを持ってから言ってください(棒読み)』と思ったことのある皆さん、こんにちは。望創家ノリです。
本日の天気は曇ったり晴れたり降ったり、今の望創家のように忙しい天気の熱中症日和な天気でした。皆さんの地域は如何でしたでしょうか。
さてはて…4月から…概ね4ヶ月は飛んでしまいました。
「何してたのよぉ!もう!(プンプン)」
と思いになったそこのアナタ、いやぁ、夜にblogをやる気力がなかったというわけでもなく、とにかく頭が動かず…目がシバシバして、モウソウとネットサーフィンで頭と身体を鍛えていたわけですよ、はい。
(※いやぁ…ネットサーフィンは…身体は楽でしょうよ)
(※実際は…いろいろと省エネ研究をしておりました)
『相変わらず防振手袋の省エネ研究をしています』
(※画像は耐切創手袋の指先だけゴム加工し、指なし防振手袋との二重作戦なヤツ)
コレと
このコラボ。
だって防振手袋って指先が切れることが多いじゃないですか。だから耐切創手袋の指先だけゴム版をつけ、あとはメインの指なし防振手袋がもち続けたら省エネかなって、研究しています。
因みにこんな優れものも研究しています。
コレも研究しています。
『いいとこ取りな防振手袋』
(※甲ガードがあると地味に嬉しいのです。コスパを考えると…どのぐらいもつか耐久性が気になります)
『コレも研究中…』
『害虫天敵に…淡い期待中』
(※壊れやすいので補強してからデビューさせての研究中)
しかし、吉報ですよ!
業界の皆さんに耳寄りな情報です!
望創家の特技が増えました!
大分望創家も林業から脱線傾向にある、というか山全般業務に携わりだしてきました。
(※益々本職から離れて…本格的な伐採さえしなくなってきました)
コロナ禍から特にやり出したのは[林業の裏方]作業です。
・木を伐るための作業道づくり
→山を踏査してから、ユンボを使い切り土盛り土を繰り返し、支障木はチェンソーで伐採し、伐った木の株を抜き…ひたすらにユンボ&チェンソーで道づくり
『道なき道を…開拓』
(※こんな谷に土を運び道入れ…したくなかった…多分直ぐに崩れる)
・既存の作業道の拡幅
→拡幅にあたり支障木をダーっと一列伐ったり掘ったり抜いたりしながら1m幅ぐらいを拡幅
『時にはペッカーで岩を破壊しながら拡幅』
・荒れた作業道補修
→2トンダンプを操り栗石を運び入れ、ユンボによる敷きならし
・勾配のキツイ作業道の生コン打ちのための生コン運搬作業
→2トンキャリー(クローラー/不整地運搬車)を運転し、ミキサー車から生コンを受け取り現場まで運ぶ作業
『運転は簡単ですが、とにかく悪路もあり…まともに座って運転すると腰にモロにきます』
そう、↑(コレ)です。
生コン運搬に必要なスキルはなんだと思いますか。そうです。運び入れる道の勾配に対しての[生コンの粘度]が一番重要です。
『生コン運搬先輩にいろいろ教わりながら…遠くに小さく見えますか。先輩が走り、私は次のミキサー車待ち』
(※道が崩れたらと考えたら仕事はできません)
固すぎる生コンはならすのが大変で、軟らかすぎても勾配の関係で流れてしまう場合があり、この[粘度]が生コン打ち時には大切なところであります。
2トンキャリーの運転も慣れ、粘度をみるのも慣れてはきたのですが…
『生コン運搬以上に、作業後に洗いあげるのが大変』
(※もう顔から何から生コンだらけになりながら洗車します)
って、おい!
本日のお題は…
「チェンソーパンツ空調ズボン化!」
でしたね!
(※相変わらず脱線してしまい申し訳ございません。久しぶりなので許してください)
上記の過去記事は読んだことがありますでしょうか。
望創家はライトロガーパンツ派で、ロガーパンツは興味と人柱で着てみましたが[望創家の体型に合わず]でほとんどはかれずに[1軍万年ベンチ待機]な存在でした。
しかーし!あのロガーパンツの特性と特徴(詳しくは[ロガーパンツ記事(上記記載)]を読んでね)が…な、なんと!空調ズボン化に向くではあーりませんか!
そのことに気づき…
「うりゃりゃりゃーーー!」
小1時間でつくりました。
材料候補はずっと前からあったものを使いました。
まず皆さん、この空調ロガーパンツをつくる前に、こんなものを知っていますか?
「空調ズボン」
望創家は気になったものがあると直ぐにネットサーフィンで探します。
そぢて…ワークマンのものに目をつけました。
『コスパ最高』
「如何に林業マンたちの夏を快適にするか」
いつも考えていました。
チェンソーパンツの空調ズボン化をする前に[ハーフパンツタイプ]の空調ズボンをチェンソーパンツの上からはいたらどんなかなと、試しばき(購入)。
(※ワークマンの空調ズボンのコスパがよかったので購入…サイズは最大サイズを。だって重ね着するんですものね)
「チェンソーパンツの腿裏のベンチレーション全開にしたら涼しいやん!」
と思わぬ発見で「皆に知らさねば!」と思うも…
・バッテリーが切れたときに、空調ズボンを脱ぐのにチェンソーブーツを脱ぐのが面倒
・ファンを切ると空調ズボン分の暑さが地味に辛い(はく=空調ファンは常にON前提)
・ガサガサと茂みに入ったときにファンが引っかかり、空調ズボンとファンの耐久性が心配に
とにかく空調ファンを切ったときは逆に暑くなることを考えると…涼しさを求めると風量を上げてしまうので、バッテリーは一日なんてもちません。
「じゃぁ、空調服はどうなん?」
と思った方、はい、着てみましたよ、いつものジャケット(タクティカルベスト)を脱いで。
あのですね…望創家のバッテリー&ファンは弱(8V)、中(10V)、強(13V)、最強(15V)とあり、弱で15時間、中で7時間、強で4時間…最強で3時間しかもちません。
林業の仕事柄…弱や中ではあまり恩恵を感じず「涼しいぃ〜」を感じたいなら強からだと思います。
だって、とにかく空調服ってファンが耳障りな音で、その不快感を拭うには「涼しい!」を味わいたいじゃないですか。
まぁ、結論から言えば、
「チェンソー作業や草刈りがメインなひとに空調服は…」
と思うわけであります。
(※空調服を試したい方は、長袖か半袖がいいかと思います。望創家は半袖派です。袖なしのベストを購入し失敗しました…「脇の下に風が当たりにくいのでオススメしません!」。脇の下に風が当たると涼しさが違います)
(※空調服は…激しくない作業者向けです。重機作業だけや山見(踏査)だけの短時間や重労働ではない方向けに感じます。林業では実用的に感じません。短時間使用の最強モード風量時なら林業に使えます)
それを感じた結果、行き着いたのが[空調ズボン]だったわけです。
空調ズボンの利点は、
「背中(お尻)を少し開けるとジャケットに風が入り涼しい」
これが意外に大発見でした。
しかーし、先述の通りファンは「涼しいぃ〜」を求めたらバッテリーは一日もたないので、そうなるとファンのスイッチを切るじゃないですか。切ったらウ●コ暑いんですよ。チェンソーパンツははいてるだけで暑いんですから、極々当たり前。
山にいたら[良い風]吹くときがあるじゃないですか。静寂に耳を傾け休みたいじゃないですか。
そんなとき、ファンを切りたいじゃないですか。
そうこう考えた結果…
「なら、直接チェンソーパンツにファンを付けちゃう?」
となったわけです。
あ、一応巷にも既製品であるんですよ、[空調チェンソーパンツ]が。
例のチェンソーパンツの空調ズボンですが、望創家の股下の長さのものがないのと…
「重機運転のときに腿裏にファンがあったら干渉するやん!」
となり…
「じゃぁ…早速つくろう!」
(※相変わらず強引な展開を!)
ここで文字数制限!
『元々ロガーパンツは暑いので…その暑さを若干でも軽減してくれる、その程度でもイイ!と思う方は[後編]に進んでね!』
(※mont-bellづくし)