『mont-bellのロガーパンツのレビュー記事だよ』
(※mont-bellのHPから画像をお借りしての紹介だよ)
世界の
「おいおい、チェンソーの防護系のクラスって、クラス1よりクラス2の方が強いんだよ。なんでも1が付けば最強ってワケじゃないんだよ」
と普段は大して役に立つことを言わぬ先輩が、いきなり話に介入してきたと思ったら至極真面目なことを言い「明日、雪降るんじゃない」と思ったことのある皆さん、こんにちは。望創家ノリです。
(※結構間違った認識の方が多いですが、クラス2を履きこなすのは更に大変です。動きづらい。防御力upで購入するのは控えた方がいいと思います。機動力が下がるので)
本日の大分県山間部は晴れ。冬の中休みか日中の気温も高くなり、つい油断して薄着で作業しては夕方に鼻水を流す日々であります。
皆さんの地域は如何でしたでしょうか。
(※コチラ色を履いたよ)
さてはて、本格的な寒さな2月となりました。日々寒い中外仕事をしている皆さん、家事で冷たいお水で台所ごとをしている皆さん、お疲れ様です。
寒いと思い出すこと…沢山あります。
日本編
・銀座4丁目で働いていたとき、終電を逃し夜な夜な六本木方面に歩き…路面にあった地下鉄換気口の上をその近くの自販機脇に畳んで置いてあったダンボールで覆い暖をとり一夜を明かした12月の東京
・稚内でママチャリ野宿旅のときに出くわした吹雪…「止まったら死ぬ」と念じながら夜な夜な宗谷岬(道東方面)を目指し翌朝まで歩き続けた(自転車なんて漕げる状態じゃない吹雪)4月の北海道
・某テーマパークで働いているときに知り合った子で、待ち合わせの駅で一晩中待ち続けて朝を迎えた3月の千葉県
(※携帯やポケベルなどを持たない主義でした。今では…LINEなどはしない主義。面倒な男ってヤツですか)
そんな寒さに匹敵する林業の冬の仕事環境。
(※北海道の吹雪の中を一晩中歩いた8時間に匹敵する寒さには出逢ったことがありません。あの当時は装備品も疎かでした。防寒テムテムがあったら…防寒ブーツがあったら…防寒ジャケットがあったら…お陰様で現在は強い子であります)
その寒さに重宝するチェンソーパンツ。夏は大いに嫌われる存在のチェンソーパンツ。
①暑い
②重い
③動きづらい
と3拍子が揃った優れもの。
(※おいおい…褒めてないやんか…)
過去に紹介したチェンソーパンツたち。
あのライトロガーパンツの記事を出した2021年5月より、1週間に1回ぐらいは履いて…ライトロガーパンツとの違いを感じまくり途中履くのをやめたチェンソーパンツを、漸く記事に!
はい、ハッキリ言います。
「ロガーパンツもライトロガーパンツも、好みの問題です」
私はライトロガーパンツ一択でいく決心を早々にしました。
(※今はライトロガーパンツ×2とSIPのイノベーション×2が主力です。これに全く履いていないハスクバーナ のテクニカルと夏専用のスチールのダイナミックベンチレーションがあります)
いいですか、皆さん。
再度言います。
「コレは好みの問題です」
そんな贔屓なライトロガーパンツ派の望創家が、ロガーパンツを履いて…初日で、
「うん、無理」
と思いました。
その理由をズラズラと書き綴ります。
(※ライトロガーパンツ派から見たロガーパンツの比較感想と思って読んでください。ネットでのロガーパンツの評価は高いです)
①重い
→たった200グラムぐらいの違いですが、生地のゴワゴワ感がライトロガーパンツに比べて大きく、そのせいか重たく感じました。
②股上が深い
→ライトロガーパンツの場合は股上が浅いというか[望創家の好み]の浅さで、ロガーパンツは[オヘソ上までしっかりフォールド]を求めるひとにはイイ深さだと思います。
③股上が深いゆえに股下が長く感じる
→ライトロガーパンツだと[Lサイズ]で股下が丁度イイ感じだったのですが、ロガーパンツですと「あれ?長い?!」と錯覚します。実際深く履き込まない人種なので長く感じます。
④股上が深いゆえにウェスト(&太腿)が太く感じる
→よって太腿部にゆとりを感じ、それゆえに[股擦れ]を感じて痛い。
⑤生地がしっかりしてるがゆえに動きづらい
→あくまでもライトロガーパンツと比べての感想です。しかし…生地が厚くはなったのですが…ライトロガーパンツのようにサクッと切れました。う〜ん…
では反対に「イイ!」と思ったことは…
①太腿が太い人にはイイ
→ライトロガーパンツは少しタイトに感じます。ウェストや太腿に不安を感じる方はロガーパンツの方がいいかもです。
②脚長さんにはイイ
→ライトロガーパンツより深く履けるため、脚長さんにはいいかもです。
③色合いが素敵
→真っ黒は格好いいです。オレンジ版も配色が素敵です。
④太腿裏のベンチレーションの位置調整が自由
→ライトロガーパンツはジッパーのスライダー(つまみ)が1つですが、ロガーパンツは2つあるので、調整位置が自由です。
『こうやって自由にベンチレーションの位置や大きさが変えられます』
⑤生地が丈夫(そう)
→ライトロガーパンツより厚みがあるので安心感は大きいです。
⑥インナーを履く人には最適サイズ
→二重で履くひとにはユトリサイズです。
⑦価格がお手頃
→ライトロガーパンツより数百円の差だけです。お得感満載です。
⑧ウェスト調整が楽
→ロガーパンツ同様にナイロンバンドのバックルでカチッといける仕様なのでベルト要らず。
⑨サムエシステムで足袋派にも最適パンツ
→足首ゴムが付いているので裾を引きずらずに作業ができます。
如何ですか?
だいぶライトロガーパンツとロガーパンツの違いが分かりましたか?
お値段はほとんど変わらないので、あとは望創家比較記事を参考にしていただければと思います。
書いてて思ったのが…ライトロガーパンツにもベンチレーションのスライダー(つまみ)が2つ欲しい…お値段は一緒でいいので。
脚長&太腿さんにはロガーパンツ、オススメです。
ロガーパンツ記事ですが…やはりライトロガーパンツの方が好きです。動きやすさが全然違う。
この価格でこの質なら文句は言えないですけどね。あ…股の内部は切れやすいですよ、[両者]とも。
mont-bellさん、国内メーカーを応援しています!今後とも望創家blogを参考に商品改良宜しくお願いします。
(※お前何様!)
これからも林業界に温かい日差しを待ってます。
こんなレビューでロガーパンツかライトロガーパンツかで悩んでいるひと、決断できましたか?
チェンソーパンツは比較的ウェストサイズで選ぶと「腿がキツい!」となる場合がありますので、特にハスクバーナ やスチールの場合、太腿が気になる方はワンサイズ上げるのもオススメです。
しかし2万円でこのクウォリティはお得です。
ではまた次回お会いしましょう!
Ciao!
追記:
寒さ体験記…
ニューヨーク編:
・地下鉄工事でいつもの路線ではない路線でマンハッタンからブルックリンに帰るときに、乗り換えで降りた駅が地上にある駅で、電車待ちの1月
(※マイナス20度ぐらいでした)
イタリア編:
・語学学校から歩いて景色を楽しみながら帰宅中に通ったカシーネという大きな公園。そこには…恋人同士、お友達同士、みんな仲良くお散歩を楽しみながら話している姿が[独り]の自分の心に…冷たい風を吹かせた11月のフィレンツェ。
スイス編:
・「ノリ、イタリア語は通じるから」と言われ、スイスの友人宅に向かい夜行列車(寝台列車)に乗りフィレンツェからスイス入り。約束の待ち合わせのチューリッヒ駅で友人に電話をし「ごめん!うちの駅まで来て!」と言われ…[独り]イタリア語もあまり通じず、カタコトのドイツ語で切符を購入し…頑張って乗り換えしてローカル線で友人宅に向かう身も心も寒かった3月のスイス
取り敢えず一番寒かったのは、北海道の斜里近くの吹雪時の避難先で寝た橋の下。真横から吹雪で雪が入り込み…
いいですか、皆さん。
野宿するときは[お尻を暖かく]です。足は勿論なんですが、お尻が冷たいと寝られません。まぁ、望創家は足掛け3年野宿生活してましたから。その筋はプロですよ。
野宿の基本は…
「目立たない!」
シュラフとシュラフカバーが必須で、
更にコレさえあれば快適です。
テントは滅多に立てません。テントは目立つし、外が見えづらいので防犯上よくありません。
ってなんの話をー…