演芸について記しています。
今回で第三回目になります。

 

一回目

 

二回目

前回、平日の昼の部の最後は桂文治の「与太郎話」と書きました。
訂正があります。

桂文治の噺は「平林」という有名な古典落語でした。
与太郎ではなくて定吉でした。

与太郎と定吉の見わけも付かないとは
知識が浅く恥ずかしい・・・。

定吉もボケキャラですから混同してしまったようです。
謹んでお詫び申し上げます。





さて、

桂文治師匠は、直前に出演したコントD51師匠の定番ギャグ
「すまんのすまんのまんのうちょう!」を被せて大爆笑を取ってます。

こういった柔軟な対応は凄いなぁと思いました。

寄席には沢山の芸人が出演します。
前の演者と噺が被るのはご法度です。
違う噺をしなければいけません。
かといって、前の出番の芸人になんの噺をするのか聞くようなことは無いそうです。
準備してきた噺が被ってしまった場合は、出番が後の人が噺を変える対応をするそうです。
ですから、後に出る人は高い対応力が求められますね。
その代わり、前に受けていたネタを用いて被せで笑いを取ることも出来ます。
これにもテクニックが必要だと思います。

遠くから呪文のような独り言を唱えながら歩いてくる定吉を見かけた主人は声をかける。
主人「そいつはなんだい?新しい祭囃子かい?」
定吉「いえ、平林です」

と下げが決まり、猛烈な拍手が起きた。

*この下げを思い出して、平林というネタだと分かったんです。
そして、調べたら与太郎ではなく定吉でした。

猛烈な拍手の中、緞帳がゆっくり降りてくる。
すると、客席に大きな変化が起こった。

このお話の続きはまたの機会に。

つづく