ひたひたと 歓びたたへ 下る川の
匂ひ 夕色 嗚呼しあわせぞ
ずどどどど 落ちる水の音 潔く
夜になりゆき 涼しき色かな
肌の熱の 冷めゆくような 夕ぐれに
空 水青く 夜を運ぶなり
生命の源なりて
川面に生える 緑豊かに
嗚呼すがすがし
ほの朱く 山の稜線は ほの暗く
恥ずかしき我を隠すが如く
コウモリも トンボも舞ひけり
歓びに歌ふが如く 烏まで鳴きて
街灯の 色いろいろと 混じりては
波打ち揺れる 宵の川かな
光る川の如くなり 遠く道ゆく車たちの
光(ライト)つぶつぶ キラキラと往く
溶けるような紫青の空を往く
泥む空へ 青信号の一斉に
閃くエメラルドグリーンの鮮やか
きみの胸の 波打つ無邪気に
乗せられて 我もそろりと
乗るかな舟に
知らぬ間に ちぢまる間合いの
心地よく 恥ずかしく あたふたと笑ふ也
やって見せるきみの動きの無邪気かな
我の内心 とても云へぬ也笑
我 幸せに御座候
きみともの喰ひ 語る時間なり



