ゼロメモリ本当に無気力な時はゆでたまごに塩を振るのすら煩わしい久々に襲う絶望感に多少酔いながらゴミ箱を皿の替りにして独りゆでたまごを剥いて喰ふそうだった本来のぼくのゼロメモリを思い出すぼくの在るべき姿ぼくがゼロの姿はこうだったひとはいつから孤独に馴れてゆくのだろうぼくから子宮を取ったとしてもこの孤独は残るのだろうか生あたたかいぼくのこの腹を巣食うこの絶望たちは一体ぼくが何をすれば赦してくれるのだろう