海のような空のような | 森由 壱 - tune bride -

森由 壱 - tune bride -

... という 、夢を視ました 。


貴方とぼくを育てる歌を
繋ぎ合わせた瓶にかけよう

これまでの苦しみと
これからの苦味に

負けないくらいの
温かいスープを

あれほど死にそうになった痛みも
これから先ないとは言えない

けれどきみが一言笑いかければ
ぼくのその記憶は
湯船に入れた炭酸のように溶ける











それでいいんだ
それでいいんだ

きみはまだまだぼくには
ミステリーボックス

だけど

その回りに掛けられた
薄いカーテンの中に
時々きみはふわりとぼくを
入れてくれるんだ











ぼくはそれが
とてもうれしい











大きな広い空の下
深くて広い海の上に
ぼくら浮かんでる

こんなに小さいぼくときみにも
同じくらい大きな空と海が
心の中にあるから

今日晴れているのは
沢山の曇りや嵐の中で
奇跡のひとときなんだね










これからももしかすると
もしかしなくても
前のように氷のつららに全身を刺されるような
そんな日もあるでしょう

怖いけれど
怖いけれど










だけど
空を嫌いになることが無いように
海に不安を感じることがあっても

またきらきらとした夕日に輝く海を
見たらきっとじっと佇むのでしょう











貴方もぼくにとって
そういう存在で
その一瞬の奇跡のために

ぼくは気が向く限り
体力と気力が枯渇しない限り

空や海のように気ままなきみを
忘れられないでいるだろうよ