思い出だけに入り込めば
きみはアイスのように
ぼくを溶かした
ふわっとした大風と共に
きみがやってきてぼくの名前を
右耳に吹き込んだ瞬間ぼくは溶けた
アイスのように
アイスのように..
テグスでぐるぐる巻きに武装していても
きみの体温と声は
ぼくを溶かしてしまう
ぼくは何とか
その場を取り繕うのに
お水を口に含もうとして
派手に零してしまった
それくらい
きみがぼくに与える影響は
大きくて
それはきみが
冷たい態度をぼくに取った時も
同じなのさ
ぼくはきみが思っているほど
たぶん強くないよって
そうやって自分を守りたいんだ
