優しいきみを慕っていた
冷たいあなたが膿だった
ぼくが目の前にいることが
きみには不快そうだった
ぼくの気持ちは
きみには不快なのだった
本気に好きだったぼくと
足先で払うようなきみとが
最終的な結論だった
きみといることで
どんどんぼくらしくなくなる
弱々しくなるぼくと
ぼくといることで
どんどん嫌悪に満ちて
イヤな奴になるきみが
最終的な結果だった
美しい後ろ姿で
余裕に満ちて鼻で嗤うであろう
ぼくはきみにとって
香水に踏みにじられたぼろ傘の如く
しっけて虐めたくなるような
その姿を見て嗤うことで
きみとその香水の優越を満たすことができる
格好のカモだったみたい
バイバイ
バイバイ
ぼくは
今まで様々なものに対して
幻想を失ってきたけれど
今回
瞳への理由なき信頼
信頼という幻想も
失ったよ
バイバイ
バイバイ
ほんとうに