dot. | 森由 壱 - tune bride -

森由 壱 - tune bride -

... という 、夢を視ました 。


時には“意味がなかった”と
認めることも大事です

保身の為だけでなく
二人の成長と承認の為に

時には過ちは必要で
過ちと気づくにも時間が必要で
私たちは時に
すばらしく鮮やかに
お互いを誤認する

一方は現実逃避
一方は代替えに
相手を振り回し
相手に振り回される

恋愛とは誤解にまみれた
フィクションだ

そこに無いものが生み出される
ファンタジーでありサスペンスだ

いづれどちらかの何かが
犠牲になるのも知らずに
二人は一時の甘い虚像にspoil される



時には“意味がなかった”と
割り切ることも勇気です

二人が踏むべき過ちを踏み
それを過ちだと気づくまでが
二人の出会った意味だった

だとしたら
お互いに同じ授業を
二人で受けて修了したので
これはこれでよかったの


意味は特になかった関係でも
お互いが踏むべき過ちを踏む
受け皿として出会ったので

或る意味それも
短いながらご縁だったのでしょう


お互いでしか踏めなかった轍があり
それは長続きする類いのものとは別の
それでも人生に一度や二度は必要な
若き日の過ちだったのです

きっとこれを以て
これを“意味がなかった”と
認めることを以て

二人はお互いの愛欲の理想と現実を引き比べ
より思慮を深め
これからのレンアイに臨めることでしょう


恨みは水に流せ
恩は石に刻めとはよく言ったものです

貴方を恨むことは
わたしの選択を恨むこと
わたしの選択を恨むことは
ふたりの時間の一切を否定すること


それでも
全く楽しくなかったなんて言わせないし
少しでも嬉しい時間があったことまで
悲しく歪曲したくない

意味はなかったけれど
過ちなりに楽しい瞬間もお互いに
あったと思うし

貴方ではないけれど
そうだと信じたい







ふたりがこれからどこかで
出会おうが二度と出会わなかろうが

あの時のふたりの関係は終わったの
過ちは過ちだと認識することに意味があるから
貴方との関係の答えが空白でも

もう同じ轍は踏まない















時には無意味な過ちも
必要で
過ちを犯せる相手も
限られている


時には過ちを犯し合える存在も
ひとには必要で
それがあの時の貴方とわたしだった

たぶん物語は
ふたりの未来はこれからで
お互いがどれだけの爪痕を遺したのかも
又は全く記憶にも残らない存在だったかも
知る由もないけれど


線でつながらない記憶でも
あの点の中に
白雪に零れた吐血のような点にしろ
だいじな そして帰ることの赦されない
一度だけ“過ち”という名のもとに赦された

華々しく無垢な現実逃避があったことを

又一つ失った幻想とともに大人になった体で受け止め
その一度きりの相手が
少なくとも自分を驚かせるくらい
白くて温かい貴方であったことを


にくみもし
感謝もしつつ
貴方とわたしのこれからに
更なる成長と活躍があるように

祈ります。

















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