蓮 | 森由 壱 - tune bride -

森由 壱 - tune bride -

... という 、夢を視ました 。



うらみがつのると
毒を吐いてしまう

何様だって
いいきかせる自分に

何が正しいかなんて
みんなわからずに生きている

決めてゆくのは自分で
決めてきたのも自分で

だから最後まで
どんな結果も受け入れるのは
自分にしかできなくて


受け入れずに投げつけるのは
自分の人生につばを吐いているようなものだから





どんなに傷つこうが
選択したのは自分だし

食べてあたって
吐いて下して

その結を拭くのも
全部自分





何様だって
いいきかせて自分に




誤ったのかそれも一つの答えだったのか

どちらにしても地獄だとしても
そこから自分を救うのは
自分の中の悪魔ではなく
恨みや祟りではなく

自分の中の蓮だから






沼に在りても
天を仰いで白く開くのが
ひとの命に在るべき
釈迦の姿だから






噛み砕いても噛み砕いても
噛み砕けなくっても
おぞましいおぞましい不可解も
全部全部沼に沈めて
底の底の方に鎮めて
忘れて





水から伸びたその先は
けして垂れてはいけないの


自分を救うのは
最後には自分だから





釈迦は
自分の中にしかいないから




釈迦は人に刃を
振りかざさないから





自分の傷を振りかざしても
自分の傷は癒えないから





だからひたすら
祈るしかない

泥の中に
傷を埋めて
その呪われた魂が鎮まるように

苦痛に歪んだ水から上が
どうかもとの白い花に
生まれた時のような無垢な愛らしさで
生きていることに喜べるように







南無妙法蓮華経
南無妙法白蓮華経






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