夜中にとりとめのなくなって
ひたすらパンケーキを食べつづけるのを
じっと見守ってくれる
霧雨の日の夜の梢のような
そんなあなたと出会いたい
あたしの魑魅魍魎なすがた
あたしの夜だけの器
朝になったらまた
ニンゲンの皮を被って
走って一日の電車に滑り込むけど
それまでのほんのわづかに赦された時間
ひとりで皮を脱ぎ捨てながら
ひたすら自分のシアワセだけを貪り喰って
ただただ自分のカナシミだけをナメまわして
あたしは奇妙なカイブツになる
あたしは低脳なヨクボウになる
あなたはそんなあたしをケイベツすると思う
たぶんそれでいい
ずっとそれでいい
最初から全てが嘘だったの
あの日あの時起こったことは
全てが罪のないおままごとだったの
それで、この話はおしまい
ずっと それだけ
永遠に おはなしは それだけ
とりとめのない無為な時間を
パンケーキと共に過ごす
もう一生あたし
そこまでかんがえて、結局いつもそれで
くつがえされているなと考え
考える事自体がバカで無意味な作業なんだって
思うと詰め込んだパンケーキがカラダからぼろぼろこぼれて
まるであたしは塗りそこなったコンクリートの残骸みたいに
ぼろぼろとカタくて無価値な異物を垂れ流して
けしてそこから動くことができなかった・