久しぶりの衣張山と巡礼古道,金剛窟地蔵尊のイワタバコは終盤
【山名】衣張山(きぬばりやま)121m【社寺】猿畠山法性寺(えんぱくざんほっしょうじ)
【月日】2024年6月14日(金曜日)【天候】晴31℃
【交通】上川井IC5:45-狩場IC5:56-朝比奈IC6:07-逗子の法性寺6:36(21℃)
【行程】法性寺6:41~名越切通分岐7:00~パノラマ台7:11/7:14~衣張山7:33/7:38~巡礼古道入口8:05~ハイランド住宅8:30~名越切通分岐8:47~法性寺8:56(6.4km,9100歩)
よく晴れた暑い1日だった。昨年9月以来、9か月ぶりに衣張山と巡礼古道(報国寺前から入って鎌倉逗子ハイランドの住宅地に出るまでの山道)を歩いてきた。衣張山は2019年の台風15号・19号による倒木等の跡がまだ残っているためか、以前に比べると山歩きの人は少ないようだ。この日は衣張山、巡礼古道ともとても静か、山道では誰にも会わなかった。衣張山の山頂は木が茂って、かつての眺望は望めないようになってしまっていた。
<<cf..巡礼古道>>
巡礼古道とは、坂東三十三霊場の第一番杉本寺から第二番岩殿寺へと至る巡礼道。源頼朝の観音信仰から生まれ、かつては大いに賑わった巡礼道とのこと。ただ、かつての古道も宅地開発によりほとんどが失われている。現在残っているのは、報国寺前から入って鎌倉逗子ハイランドの住宅地に出るまでの山道で、時間にしたら正味20分も掛からない。が、山道には地蔵尊が祀られ庚申塔は彼方此方に残っており、古い時代を偲ばせる趣のある道だ。
↑日蓮ゆかりのお寺、法性寺を出発します
↑法性寺山門近くにある説明板です。鎌倉時代創建の日蓮ゆかりのお寺です
↑法性寺の本堂の後奥の院に参拝、そして高台にある山王大権現に参詣します
↑山王大権現からの眺望、披露山の住宅地が見えます
↑同じく山王大権現からの眺望、左側に二子山、右側には逗子の街が広がります
↑境内には山百合が咲き、紫陽花も咲いていました
↑大切岸の岩壁にやって来ました。イワタバコが群生しています
↑イワタバコの花は終了、名残の花がわずかに咲いていました
↑気持ちの良い山道を歩いて、パノラマ台にやって来ました
↑眼下には鎌倉の街、江の島も見えます。富士山は靄の中です
↑ハイランド住宅地横の遊歩道を通り、笹に覆われた山道登って行きます
↑衣張山に到着です。近くの桜の木に山名プレートが掛かっていました
↑衣張山からの眺望、木立ちが伸びて眺望が遮られていました
↑衣張山からの下り報国寺前を通って・・・
↑巡礼古道へ入り、狭い階段を上って行きます
↑石段の道を上ると金剛窟地蔵尊が祀られています
↑金剛窟地蔵尊の周りのイワタバコは終盤、名残の花です
↑山道を進みます。山道には庚申塔が多く、歴史を偲ばせます
↑25分で古道は終わってハイランドの公園い到着、法性寺へ戻りました
この日の<歩行ルート参考図>です
(衣張山と巡礼古道のメモ,2時間15分の山歩きでした。お付き合いありがとうございました)