鶴岡八幡宮の元となった由比若宮(元八幡)へ参詣
【社寺】由比若宮(元八幡)ゆいのわかみや(もとはちまん)
【場所】鎌倉市材木座(地図は“こちら”を参照下さい)
【月日】2024年2月13日(火曜日)【天候】晴16℃
この日、鎌倉の祇園山ハイキングコースを歩いた帰り道、鶴岡八幡宮の元となった由比若宮(元八幡)へ参詣した。
由比若宮の由来は、源頼朝の先祖(5代前)の源頼義が奥羽での戦に勝利し京に帰る途中、1063年(康平6)に鎌倉に立ち寄り、この地に源氏の守り神である石清水八幡宮の祭神を勧請し祀ったとのこと。源氏と鎌倉とのつながりの初めである。その後、源頼朝が現在の鶴岡八幡宮がある場所に社殿を移したとのことで、ここは元八幡と呼ばれるようになったと。
このような鶴岡八幡宮の元となる神社があると知ったのは、つい最近のことだ。調べてみると由比若宮は八雲神社の直ぐ近くに祀られているではないか。とのことで、今回の山歩きの帰り道に寄り道、参詣したのだった。
元八幡は住宅街の中に静かに鎮座していた。境内はこぢんまりとした感で数本の銀杏の巨木が社を取り囲むように聳えている。銀杏の背の高さが歴史の長さを偲ばせる。境内はきちんと整えられ、手入れが行き届きとても綺麗だ。ご婦人が掃除をされていたので、ボランティアですかと声を掛けたら、神社の直ぐ横にお住いとのこと。ご子息が鶴岡八幡宮の関係者の様だった。秋になるとギンナンが沢山実ると話してくれた。山歩きの帰りに、鎌倉の歴史の一端を垣間見た思いのひと時だった。
↑由比若宮(元八幡)にやって来ました。住宅街の中にあります
↑社を囲むように銀杏が聳えています
↑ご由緒です
↑社です
↑源義家が旗を立てかけた跡との「旗立松」です
↑境内には大きな銀杏の木が何本か聳えていました
↑由比若宮から少し離れた道路わきにある「石清水の井」です
(祇園山ハイキングコースの山歩きのあと参詣した由比若宮のメモでした。お付き合いありがとうございました)