【短歌】僕は涙を浮かべるのです | 青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

ピアノ弾いたり作詞作曲したり歌ったりしたり。
短歌作ったり詠んだり読んだり。
日本酒バイヤー兼アドバイザーとしてお酒を売ったり飲んだりオススメしたり飲んだり飲んだり。
そんな感じにフリーな人の雑記です。

徳利の傾ける手が止まらない夜の決まって名月たるや


このままじゃ忘れちゃうから早いとこ私の前で好きだと言って


覚えてる覚えてないを繰り返し思い出せなくなった約束



栗色の髪を手櫛で整える貴方にそっと頬染めて 秋


「秋晴れに飛行機雲って似合うよね」どうして貴方寂しそうなの?


何故かしら自由なはずの空なのにいつからこんなに狭くなったか


秋燃ゆる神在月のお導き いざ雲出る地へ参ろうぞ


海鳥と潮の匂いが誘い出す当時の二人は甘すぎたんだ


木製の本棚香る洋室で開け放つ窓 風は優しい


玄関の季節は変わることのなく秋を知らない麦わら帽子


色落ちが怖いから洗わないでと主張している隣の白シャツ


銀杏を一つ啄ばみ黒い鳥秋を知らない都会の空へ


徳利に月が光を注ぎます 僕は涙を浮かべるのです

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グルっぽ~やまとうた~より。
秋から冬にかけて投稿したやつをわーっと並べてみました。

どうも暖冬傾向かな、って感じですが明日から一気に寒くなるそうです。
皆んなで気をつけましょう!

おしくらまんじゅうしましょう*\(^o^)/*
(しません)

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