面白いと思った。
ネタバレ注意。
ダイエットの話も面白かったけど、尼崎城の話は「ほーーーー!」と思った。ダイエットの話は後半で書く。
話のあらすじ
尼崎城は1873年(明治6年)に廃城令によって、ままなく取り壊されたのだとか。それを尼崎の資産家の方が12億円寄付、他にも一口瓦や一口城主らによって寄付が2億円ほど集まり、2019年に復城されたそう。↓詳しくはWebで!
2019年は15万人集まった来城者(?)も、翌年からはコロナの影響もあってガクッと減り。2020年度は3万人を切った。
子どもたちに人気の展示もあり、入ったらリピーターを獲得できるはず…!ということで「無料招待券」(入場料500円がタダ!)を配ったが、8ヶ月での回収率はなんと14%。
↑この無料招待券に目をつけた、というのが今回の話。
得をするのが好き?損をするのが嫌い?
結局「無料招待券に、『いついつまでに使わないと、500円損します』と記載し、『私はいついつ使います』と書き込めるようにする」というだけでどうなるか検証されていた。
検証期間がたった1ヶ月、前回の回収率より少しだけ上回ったぐらいだったが、1ヶ月だからな。
この原理について。
「1万円もらって、1万円無くしたらどう思うだろう?」
私ならすごくショックを受ける、と思った。
番組で「元々なかったのだから、もらう前の状態になっただけなのに、ショック受ける人多いだろうね」と言われていて、なるほど、と思った。
もらう喜びより、なくす悲しみの方が大きい。つまり、得をすることが好き、というより、損をするのが嫌い、大嫌い、というわけだ。
何かお得な情報ないかな?と探すけど、考えてみたら「こんなお得な方法あったのに気づかず使わなかった!」を避けるように探してる気がする。
口座開設するときに「何かお得に開設できんかな?」
引っ越すときに「補助金ないかな?」
どこから生まれてくる感情なのかわからないけど、「損したくない!」はすごい原動力になってるんだなと思った。
きっとこれが染み付いてるから、身近な幸せを見つけるよりも、身の回りの損とか不満に気づきがちなんだろうな。今の状態そのものやーん。
余談:ダイエットの話
これもすごいと思った。
18日間で結構痩せていた。
①ネイルにダイエットと書いておく
→食べるときに見えるから食べ過ぎ防止になる、人に見える(強く宣言する)
②体重計にのった記録を取る
→痩せるという目標ではなく、毎日のるという簡単な目標に変えることで達成しやすい。毎日のれば「今日は控えめに食べよう」などとなりますい。