2022年 UT性能設計分析 キャロウェイ | もっちゃんのゴルフ(ギア)の真髄

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2022年でDATAのあるモデルでメーカー別に分析します。

 

分析の基準は、

W1UTIRONの性能設計の平均値に対して

FWが理想的な性能設計かどうかの評価となります。

 

キャロウェイ

 

モデル名

重心距離

重心角

実質深度

スピン量±

EPIC SP HIB

41.2

17.5

13.4

58

EPIC MAX FAST

42.8

12.4

9.6

-153

ROUGE ST MAX

41.7

16.9

15

-95

ROUGE ST MAX OS

42.6

17.7

14.9

-51

ROUGE ST MAX PRO

40.1

14.1

11.9

-183

ROUGE ST MAX FAST

39.1

15.9

13

37

 

W1の基準が、39.7/23.7/310rpm

IRONの基準が、35.9/10.5/-238rpm

 

以上から評価していくと

 

操作性能

まず重心距離が、すべてW1並み以上の長さ

一番長いもので、MAX OS42.6㎜で、

W1の中でも一番長いレベル

 

一番短いもので、MAX FAST39.1㎜で、

今期のW1の平均とほぼ一緒

 

重心角は、平均値の17.8度より、全て小さい設定

操作性としては、全てが左NGドロー系になるので、

決してやさしくはない

特につかまらなくて、絶対に左のミスが出にくいのは 

※どれもではあるが
 

EPIC MAX FASTROUGE ST MAX PRO

唯一つかまりよりなのが、ROUGE ST MAX OSEPIC SP HIB

 

スピン性能は、極端に、多くも少なくもない範囲で

IRON-238rpmに近いのが、EPIC MAX FASTROUGE ST MAX PRO

平均値寄りなのが、ROUGE ST MAXROUGE ST MAX OS

やや多め寄りなのが、EPIC SP HIBROUGE ST MAX FAST

 

総括

6モデルも有るが、どれもW1並みの重心距離の長さで

重心角も平均値以下なので

完全に、他の番手とのマッチングと言うよりは

と言えるUt左に行かせたくないに特化した、

ある意味、狭い範囲で6モデルも必要が有るのかと…

単純にシリーズのモデル別に、同じようなUTと言った状況

 

可変機能が有るのが、EPIC スペシャルハイブリッドのみ

 

性能設計に力が入っていない気がします…

自社のクラブ自体、重心距離の長いものが主流なので

狙い通りなのかもしれませんが

個人的には、CWらしくないと…

幅広い性能設計の展開を、今後期待したいです。

 

 

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