2019～2021年でDATAのあるモデルでメーカー別に分析します。
分析の基準は、
W1・UT・IRONの性能設計の平均値に対して
UTが理想的な性能設計かどうかの評価となります。
MAJESTYゴルフ
|
モデル名 |
重心距離 |
重心角 |
実質深度 |
スピン量± |
|
MJ PSTⅪ |
36.4 |
22.5 |
16.7 |
124 |
|
MJ RYL |
36.1 |
20.3 |
14.8 |
-22 |
|
SHUTTLE GOLD |
35.0 |
22.8 |
17.0 |
-110 |
W1の基準が、39.7㎜/23.7度/310rpm
UTの平均値が、36.0㎜/17.8度/-58rpm
IRONの基準が、35.9㎜/10.5度/-238rpm
以上から評価していくと
UTの理想的な3スペックは、下記の範囲が目安
重心距離：38～34㎜前後
重心角：21～14度前後
スピン±：100～-200rpm前後
設計自由度は、FWより圧倒的に高い
重心距離
3モデルとも理想の範囲に入っている
それでいて、やたら長いわけでもなく、GOOD
重心角
3モデルとも平均値より大きい
ターゲットからすると良い方向かと思います。
スピン
3モデルとも違いが有り
プレステジオが一番多く
平均値に近いのがロイヤル
低スピンが、FWと同じ方向性のSHUTTLE
総括
まさにやさしいUTの3モデルでしょうか
マジェスティシリーズの中でも
しっかりプレステジオとロイヤルの違いが出ていて
棲み分けされている状況
シャトルは特化した部分を強調していて
3モデルともターゲットと性能設計が一致していると言えます。
ただ、MAJESTYシリーズは
高額なので、フィッティングにおいても採用が難しいところが
非常に残念ですが…
考えた設計をしていることだけは間違いないでしょう！
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