2014年タイトリストの軟鉄鍛造3モデルの性能設計を比較する
AP2 714 VS CB 714 VS MB 714 (タイトリスト)
アドレス感比較として、F.P.
操作性比較として、重心距離と重心角
打出角要素の比較として、
実重心高と実深度とインパクトロフト
以上を比較する
ヘッドスペックデータ比較
- アドレス感 -
セミグースのAP2 714
ストレートのMB 714とCB 714とに分類
- 操作性 –
フェードヒッター向けのMB 714
重心距離が短く(34.1mm)て、
重心角がやや小さめ(10.0度)
ドローヒッター向けのAP2 714とCB 714
2モデルの違いは、
AP2 714に比べてCB 714が
重心距離が0.8mm長くなり、さらに重心角が0.3度小さくなっている
- 打出角 -
リアルロフトから設計ロフトを想像すると(カタログロフト/設計予測値)
AP2 714:25度/25.5度
CB 714:26度/26度
MB 714:27度/27度
実重心高さは、重心が深いAP2 714が少し高めで
CB714とMB714はほぼ同等
上がりやすさは
AP2>CB>MB
総括
性能設計としては
やさしいAP2 714
マッスル系統で
ドローよりの CB714
フェードよりの MB714と
モデルのイメージどおり性能設計の差となっている
予想外だったのが
AP2より、CBの方が重心距離が長いこと
きれいに棲み分けされた3モデルといえる
次回、それぞれの歴代モデルの性能設計の継承度合を検証する