入江悠 監督 登壇『あんのこと』舞台挨拶@名古屋・伏見ミリオン座REPORT | C2[シーツー]BLOG

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 2020年の日本で現実に起きた事件をモチーフに、『SR サイタマノラッパー』シリーズや『22年目の告白―私が殺人犯です―』の入江悠監督が映像化。2019年のデビュー以来、数多の映画賞に輝いてきた最注目俳優・河合優実が、底辺から抜け出そうともがく主人公・杏を演じる。また、杏に更正の道を開こうとするベテラン刑事に佐藤二朗。2人を取材するジャーナリストに稲垣吾郎と、実力派が脇を固めた。社会の中で「見えない存在」にされてしまった人々を、鎮魂と後悔の思いを込めてまっすぐに見つめる、入江監督渾身の一作。杏はたしかに、あなたの隣にいた。

 

 

 今回、名古屋・伏見ミリオン座で6月16日(日)に舞台挨拶が行われ、入江悠監督が登壇!中盤から来場者とのティーチイン形式で進行。

 

REPORT

 

▲MCを担当したのは、スターキャット・ケーブルネットワークの配給宣伝担当の長江理穂子さん。

 

『あんのこと

2024年6月7日(金)より伏見ミリオン座ほかROADSHOW

公式サイト

 

STORY

売春やドラッグに溺れる20歳の香川杏(河合優実)は、ホステスの母親と足の悪い祖母と3人で暮らしている。子どものころから酔った母親に殴られて育ち、小学4年生で不登校になった。12歳で母親の紹介で初めて体を売り、荒んだ生活を送るなか、人情味あふれる型破りな刑事・多々羅(佐藤二朗)に補導されたことがきっかけで更生の道を歩み出す。多々羅の友人でジャーナリストの桐野(稲垣吾郎)も加わり、杏の薄暗闇の世界が少しずつ変わり始めるが、コロナ禍に見舞われる。

 

 

DATA

●監督・脚本:入江悠

●出演:河合優実 佐藤二朗 稲垣吾郎 河井青葉 広岡由里子 早見あかり

●配給:キノフィルムズ 

●制作プロダクション:コギトワークス

PG12

 

(C) 2023『あんのこと』製作委員会